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ヴィクト・ベンディクス:ピアノのための音楽(イサベル・カーランダー)

¥4,680
規格番号 DACOCD901
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デンマーク・ロマン派
ヴィクト・ベンディクスのピアノ作品集

ヴィクト・エマヌエル・ベンディクスは、1851年、コペンハーゲンの中流家庭に生まれ、ゲーゼの音楽院で学びました。「音楽の最大の目的は、しばしの間、人々に自分たちの野蛮さと恥ずべき日々の生活を忘れさせること」を信条にした、生まれついてのロマンティストと言われます。4曲の交響曲(DACOCD 436-437)、ピアノ協奏曲(DACOCD 641)、室内楽曲、ピアノ曲、声楽曲と、幅広いジャンルに100を超す作品を書いた作曲家、リストに師事した技巧の優れたピアニスト、室内楽奏者、生徒だったカール・ニルセンの《交響的ラプソディ》をはじめとする作品の指揮者として知られ、デンマークのひとつの時代を主導する、積極的な性格と人間的な魅力を備えた音楽家と評価されています。
彼の実子、ヴィクト・シューラーは、20世紀デンマークを代表するピアニストのひとりとして名を残しました。Danacord Records がリリースするアルバムには、強い批評精神で知られたベンディクスの出版譜のあるソロ・ピアノのための全作品が収録されています。「性格的小品」の伝統に沿った《5つのピアノの小品》(Op.1)、楽しい気分の《小さめのスタイルで》、「可能なかぎり速く」と指示された「バッコスの行列」を第3曲が特徴的な 《気分の描画》、聴衆に広く認められるスタイルで書かれた《アルバム》。《ピアノ・ソナタ ト短調》は、彼が荒れた私生活の中で作曲した、「諧謔的な間奏曲」「アレグロと変奏」など4楽章による40分近い演奏時間の作品です。《5つのピアノの小品》(Op.33)は、1880年から1909年にかけて作曲した4曲に「Op.11 no.2」の〈ワルツ〉を加えて出版されました。
ピアニストのイサベル・カーランダーは、デンマーク国立音楽演劇アカデミー(西ユラン音楽院)と王立デンマーク音楽アカデミーのトーヴェ・レンスコウ、ローマのミルタ・ヘッレラに学び、1995年、ソリストとしてデビュー。2010年、コペンハーゲン大学で法律の学士号を取得、弁護士の活動と、歌曲の共演とベンディクスのピアノ音楽をプロモートする活動を行っています。
東京エムプラス

品番:DACOCD901
レーベル:Danacord
フォーマット:2枚組 CD
発売日:2021年08月07日

《曲目》
ヴィクト・ベンディクス(1851-1926):
[Disc 1]
魂の経験 Op.8 no.2(1874)
気分の描画 Op.9(1874)
ピアノ・ソナタ ト短調 Op.26(1901)
5つのピアノの小品 Op.1(1870-72)

[Disc 2]
夜想曲 Op.11 no.1(1870年代末)
ワルツ Op.11 no.2(1870年代末)
5つのピアノの小品 Op.33(1880-1909)-昔の踊り(モデラート・グラツィオーソ)、前奏曲(アンダンテ・ソレンネ)、メヌエット(モデラート・コン・モート)、夜想曲(レント)
小さめのスタイルで Op.2(1873)
アルバム Oo.22(1870-88)-前奏曲、民謡、ワルツ、ロマンス、メヌエット、スケルツィーノ、エレジー、間奏曲、春の歌、エピローグ
セレナード=スケルツォ Op.8 no.1(1874)
カプリッチョ(1880)

《演奏》
イサベル・カーランダー(ピアノ)

《録音》
2002年・2003年6月
ルイシアナ美術館(フムレベク、デンマーク)

Benix: Music for Piano
Isabel Carlander

Barcode: 5709499901021