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リュートの世界的巨匠、佐藤豊彦によるリュート二重奏曲集第2巻! 佐藤豊彦らに師事し、「アマチュアの星」を目指しているという髙野美佐子との録音!
ヴァイスのもう1つの二重奏組曲に、ビットナー、バロンの作品(いずれも佐藤豊彦によって大きくアレンジや修正等が加えられたもの)を収録! 日本語解説付き!(解説:佐藤豊彦)
リュート界の第一人者であり日本が誇る世界的巨匠、佐藤豊彦の自主レーベル「のすたるぢあ(Nostalgia)」。2025年最新作は、佐藤豊彦によるリュート二重奏曲集の第2巻。第1作目となった「歩み」(Nostalgia0801)は娘の佐藤美紀と録音としていましたが、「続・歩み」では弟子の髙野美佐子と共演。
二組のデュオ・アルバム「うたごころ」(Nostalgia2101)ではビウェラを弾いて佐藤豊彦と共演していた髙野美佐子は、ヒストリカル・ハープを西山まりえに、ビウェラとルネサンス・リュートを櫻田亨に、バロック・リュートを佐藤豊彦にそれぞれ師事し、チェンバロ奏者の娘(髙野凛)との定期公演のほか、ソロや伴奏でも活動を広げています。
オーストリアのクレムスミュンスターに残されていたリュート曲手稿に、作者不詳の2つのGメジャーの二重奏組曲があります。これらを佐藤豊彦が大幅に手を加えて録音した後に、ジャック・ビットナー(本名ヤーコプ・ビュットナー)の曲集を思い出しました。ギター的な左手の使い方や独特な旋律などの共通点から、クレムスミュンスター手稿の2つの二重奏曲もビットナーの作である可能性が非常に高いと分析されています。
E.G.バロンはポーランド出身の音楽家で、ライプツィヒで哲学と法律を学び、ドレスデンでヴァイスと出会えたこともきっかけとなり、プロイセンのフリードリヒ大王(フリードリヒ2世)の宮廷でテオルボ奏者としても活躍しました。今回収録されたB♭メジャー組曲は、ニューヨークの公共図書館に現存するハラック・コレクションに含まれているもので、多くの間違いがあったものを佐藤豊彦が手を加えています。
ヴァイスの作品は、大英博物館(現在の大英図書館)に残された手稿曲集に含まれる2つの二重奏組曲のうちの1つです。どちらも片方のパートしか残されておらず、前作「歩み」ではDマイナー組曲に佐藤豊彦がセカンドパートを作り録音しました。今作はもう1つのGマイナー組曲にセカンドバートを加えて録音しています。
東京エムプラス
品番:Nostalgia2501
レーベル:Nostalgia
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2025年10月03日
《曲目》
ジャック・ビットナー(?)(c.1700):
組曲 Gメジャー
エルンスト・ゴットリープ・バロン(1696-1760):
組曲 B♭メジャー
ビットナー(?):
組曲 Gメジャー
ヴァイス:
組曲 Gマイナー (全編曲:佐藤豊彦)
《演奏》
佐藤豊彦(11コースリュート&13コースリュート)
髙野美佐子(11コースリュート)
《録音》
2023年12月6日-8日&2025年4月2日-3日、炎の博記念堂文化ホール(佐賀県有田町)
Ayumi II/Toyohiko Satoh, Misako Takano
Barcode: 4947182120712