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クレバノフ:室内楽曲作品集(ミュージック・イン・エグザイル~亡命者たちの音楽 Vol.5)(ARCアンサンブル)

¥2,280
規格番号 CHAN20231
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好企画「亡命者たちの音楽」シリーズ第5弾!
ウクライナの忘れられた作曲家、クレバノフの室内楽作品集!

カナダにおける最も優れた文化大使であるARCアンサンブル(Artists of The Royal Conservatory)が注力する『ミュージック・イン・エグザイル~亡命者たちの音楽』シリーズの最新巻は、ウクライナの忘れられた作曲家、ドミトロ・クレバノフ(1907-1987)の室内楽作品集。ARCアンサンブルは20世紀の全体主義体制下で抑圧され、その後も疎外され続けてきた音楽の研究と復興に力を注いでおり、シリーズではこれまでに「ベン=ハイム(CHAN 10769)」、「フィテルベルク(CHAN 10877)」、「シモン・ラクス(CHAN 10983)」、「カウフマン(CHAN 20170)」の4巻がリリースされています。

亡命というと一般的には地理的な移動を連想しますが、「国内亡命」という考え方も古くから存在し、ソビエト連邦では、このような亡命が長期にわたって行われていました。音楽のスタイルや内容に対する国家の監視は1920年代に始まり、スターリンの死後、1953年まで続いたとされています。国家社会主義のもとで殺害されたり追放されたりした中欧の作曲家たちと異なり、ソビエト時代の音楽の犠牲者の多くはいまだ注目を浴びているとは言い難い状況です。

ウクライナのユダヤ人作曲家ドミトロ・クレバノフ(1907-1987)は、神童のような存在としてそのキャリアをスタートさせましたが、1945年に発表した交響曲第1番(ショスタコーヴィチの第13番と同様、バビ・ヤールでのユダヤ人虐殺を題材にしたもの)で当局の反感を買い、その後の数十年は社会主義リアリズム作品の作曲に費やすことになりました。今回全曲世界初録音で収録された室内楽作品以外にも、9つの交響曲、ヴァイオリン協奏曲とチェロ協奏曲、ヴァイオリンとピアノのためのさまざまな作品、いくつかのオペラやバレエ、約100曲の歌曲(そのほとんどが手稿として残されている)、20数曲の映画音楽など、クレバノフの遺産は多岐にわたっています。
東京エムプラス

品番:CHAN20231
レーベル:Chandos
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2021年10月09日

《曲目》
ドミトロ・クレバノフ(1907-1987):
弦楽四重奏曲第4番(1946)
ピアノ三重奏曲第2番(1958)
弦楽四重奏曲第5番(1965)

(全曲世界初録音)

《演奏》
ARCアンサンブル

《録音》
2021年1月5日-7日
トロント王立音楽院(カナダ)

Klebanov: Chamber Works
ARC Ensemble

Barcode: 095115223123