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レーンクヴィスト&リンクウィスト(アルパカ・アンサンブル)

¥2,280
規格番号 LWC1224
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ノルウェーのピアノ三重奏団「アルパカ・アンサンブル」は、カーリン・レーンクヴィストとエレン・リンクウィストのふたりの作曲家と緊密なコラボレーションを続けてきました。LAWO Classsics のアルバムでは、クラリネット奏者のロルフ・ボルクを加え、このコラボレーションから生まれた「音風景」を示してみせます。

カーリン・レーンクヴィストは、ストックホルム生まれ。スモーランドのニューブルーで育ち、音楽教師として働いた後、ストックホルム王立音楽大学でグンナル・ブクト、ペール・リンドグレーン、ブライアン・ファーニホウに学びました。芸術音楽と民俗音楽の橋渡しをする独自の音世界を創り出し、スウェーデンでもっともユニークな作曲家のひとりとみなされています。さまざまなジャンルで活動する民俗歌手レーナ・ヴィッレマルクとのコラボレーションによって作曲した、「叫びと歌」をミックスした唱法「クルニング」による《ティンパニの歌 - 牛寄せの声》は、ISCM(国際現代音楽協会)の1994年「世界音楽の日々」で演奏され、波紋を投じました。《軌道に乗って-動きのある四重奏》は、4人のプレーヤーの舞台上の動きを「惑星」に見立てた作品として作られ、〈宇宙空間〉〈-通過-〉〈惑星の遊び〉〈-通過-宇宙空間-通過〉〈賛歌〉〈-通過-宇宙空間〉〈エピローグ〉の7つの部分に分かれています。チェロ独奏の《ずっと向こうと近く》も視覚的要素をもった作品です。

オランダ系アメリカの作曲家エレン・リンクウィストは、ヴァーモント州とニューヨーク州の大学で学び、2013年からトロンハイムのノルウェー工科自然科学大学(NTNU)の作曲科で准教授として教えています。彼女は、音楽以外の芸術から得たインスピレーションを作曲に取り入れ、インドネシア伝統のガメラン音楽の背景にある宗教性と楽器に特有の響きを念頭に置いて作曲した《マントラ》は話題を呼びました。《グラウンディング》は、人生を通じて直面する「拠り所がある」と「拠り所がない」をテーマにして進めているシリーズの考えを反映する曲のひとつ。ダンサーで振付師のアンドレーア・オールセンの委嘱で書いたヴァイオリン曲をチェロ用に改作した《ガイア》。「眠る人の息」をエネルギッシュに展開させてゆく《寝言》。透明な色彩と広がりのある風景の「こだま」を思わせるピアノのための《田園詩》は、彼女の初期の作品です。
東京エムプラス

品番:LWC1224
レーベル:LAWO
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2021年11月30日

《曲目》
カーリン・レーンクヴィスト(b.1957):
軌道に乗って-動きのある四重奏(2017)(ヴァイオリン、クラリネット、チェロとピアノのための)
ずっと向こうと近く(2017)(ソロ・クラリネットのための)

エレン・リンクウィスト(b.1970):
グラウンディング(2004)(ピアノ三重奏のための)
ガイア(1998)(ソロ・チェロのための)
寝言(2010)(ピアノ、チェロとクラリネットのための)
田園詩(1991)(ソロ・ピアノのための)

《演奏》
アルパカ・アンサンブル
〔シーグリ・エリーサベト・スタング(ヴァイオリン)
マリアンネ・ボードワン・リ(チェロ)
エルセ・ボー(ピアノ)〕
ロルフ・ボルク(クラリネット)

《録音》
2019年12月11日-13日
Newtone Studio(オスロ、ノルウェー)

Recorded in DXD 24bit/352.8kHz

Rehnqvist & Lindquist
Alpaca Ensemble

Barcode: 7090020182469