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バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ Vol.4 ~ サムイル・フェインベルグ(マーティン・ロスコー)

¥2,330
規格番号 CDA67468
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ハイペリオン名物バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ。本作はロシアの伝説の巨匠サムイル・フェインベルグに焦点が当てられている。ピアニストとしての活動がリヒテルやギレリスが西側で活躍する前の時期に当たっていたため、レコードも少なく、日本で馴染みがあるとは言いがたいが、注目すべきヴィルトゥオーゾであり、ショパン、リスト、ブゾーニ、ゴドフスキーに連なる「コンポーザー=ピアニスト」の系譜に連なる人物である。チャイコフスキー《悲愴交響曲》の恐ろしいほど難易度の高い編曲があるため、日本の「体育会系」ピアノ・マニアの注目を集めたこともある。また、ロシアにおけるバッハ演奏の開祖とでもいうべき存在でもあった。リヒテルは「私以前に平均律クラヴィーア曲集の全曲をプログラムに組み入れていたのはファインベルグだけだった」という趣旨のコメントをしている。これらバッハのオルガン作品の編曲は、ロシア国内でさえあまり知られていない貴重な楽譜であり、すべて初録音となるものばかりという。最も注目なのは最後に収められたヴィヴァルディ原曲のオルガン協奏曲のピアノ版。ヴィヴァルディの原曲にバッハ流ポリフォニーと和声感覚がミックスされた作品を、ロシアン・ヴィルトゥオーゾの面目躍如たる妥協なき編曲によって、双方の個性を殺すことなく、ピアニスティックに仕上げるという離れ業をやってのけている。またしてもその筋のピアノ・マニアが快哉を叫びそうな内容である。今回のピアニストはイギリスのヴェテラン、マーティン・ロスコー。ドホナーニやイグナッツ・ブリュールのピアノ・コンチェルトを華麗に弾ききる技巧派だ。
東京エムプラス

品番:CDA67468
レーベル:Hyperion
フォーマット:2枚組 CD
発売日:2004年09月18日

《曲目》
【CD1】サムイル・フェインベルグによる編曲
前奏曲とフーガ ホ短調BWV.548
トリオ・ソナタ第5番ハ長調BWV.529より~ラルゴ
13のコラール・プレリュード〔《いと高きところにいます神にのみ栄光あれ》BWV.663
同BWV.711
同BWV.662
《バビロンの流れのほとりにて》BWV.653
《われらが神はかたき砦》BWV.720
《われ神より離れじ》BWV.658
《ただ神の摂理にまかす者》BWV.647
《イエスよ、いまぞ汝御空より降り来たりて》BWV.650
《イエス・キリストよ、われを顧みたまえ》BWV.655
《われらが救い主、イエス・キリスト》BWV.665
コラール《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》BWV.659
《ああ、わがもとに留まれ、主イエス・キリストよ》BWV.649
《さらば別れを告げん》BWV.735〕

【CD2】ヨハン・ゼバスティアン・バッハによる編曲
協奏曲第2番イ短調BWV.593(原曲:ヴィヴァルディOp.3-8)

《演奏》
マーティン・ロスコー(ピアノ)

《録音》2003年

Bach Piano Transcriptions 4 - The complete solo Bach transcriptions by Samuil Feinberg (1890-1962) / Martin Roscoe

Barcode: 034571174686