【日本語解説付き】 ブラームス&ゲルンスハイム:ピアノ四重奏曲集 Vol.1(マリアーニ・ピアノ四重奏団)
当タイトルには日本語解説が掲載されています
♪関連商品を下記リンクでチェック!
【日本語解説付き&日本語帯付き】
マリアーニ・ピアノ四重奏団がAudax登場!
ブラームスとゲルンスハイムの友情を颯爽と描く!
フォーレとエネスク師弟のピアノ四重奏曲を探求したアルバム「イデー・フィクス」(Vol.1:GWK138/Vol.2:GWK146)などを録音してきたマリアーニ・ピアノ四重奏団の新録音が、ヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベルAudax(オーダックス)からリリース!
活動当初からレパートリーにあり、度々演奏してきたブラームスのピアノ四重奏曲を録音するにあたって、どのような形で取り上げるべきかという課題に直面した彼らが、ブラームスの人生と彼の環境の中にもインスピレーションを探した中で行き当たったのが、フリードリヒ・ゲルンスハイムという作曲家でした。1862年にブラームスとゲルンスハイムがケルンの音楽祭で始めて出会い、1868年からより深くお互いを知り合うようになり、とりわけ『ドイツ・レクイエム』は、ゲルンスハイムが指揮者としてこの作品を繰り返し演奏するなど、二人が生涯に渡って友情を築く重要な要素となりました。こうした彼らの友情に光を当てながら、二人のピアノ四重奏曲を全曲録音するという長期プロジェクトが始動。パンデミックによってリリースが1年延期しながらも、2020年は人間の距離ということをじっくりと考え、今日ではほとんど忘れられている彼らの友情に没頭できる機会となりました。堂々たるロマン派の様式で書かれ、巧妙なオーケストレーションを通じて常に爽快さと深みのバランスが上手に取られたゲルンスハイムのピアノ四重奏曲の素晴らしい発見にご期待ください。
マリアーニ・ピアノ四重奏団は、ベルリン・フィルの奏者を務めるフィリップ・ボーネンを始め、いずれもソリストとして成功を収めたメンバーが四重奏団として奨学金を得て活動。洗練され且つ情熱的な演奏として評価が高く、2011年ドイツ音楽コンクールで注目を集めて以後、著名な音楽祭へ定期的に招聘され、欧州の主な室内楽演奏会場へ出演、2020年2月には人気真っ盛りのエルプ・フィルハーモニー室内楽ホールにデビューを果たしました。
東京エムプラス
品番:ADX13780
レーベル:Audax
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2021年04月19日
《曲目》
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25
ゲルンスハイム:ピアノ四重奏曲第2番ハ短調 Op.20
《演奏》
マリアーニ・ピアノ四重奏団
〔フィリップ・ボーネン(ヴァイオリン)
バーバラ・ブントロック(ヴィオラ)
ペーター=フィリップ・シュテムラー(チェロ)
ゲルハルト・フィールハーバー(ピアノ)〕
《録音》
2020年1月7日-9日
南西ドイツ放送(SWR)スタジオ
Brahms & Gernsheim: Piano Quartets Vol.1
Mariani Klavierquartett
Barcode: 3770004137800