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コープマン、ベルナール、ギエルミに学んだイタリアの名手、ピエトロ・パガニーニのデビュー盤がChallenge Classicsから登場! クリスティアン・ミュラー1734年製の歴史的オルガンで弾くバッハ!
イタリア生まれの鍵盤楽器奏者ピエトロ・パガニーニは、ハーグ王立音楽院とシュトゥットガルト音楽演劇大学で研鑽を積み、これまでにトン・コープマン、ヴァンサン・ベルナール、ロレンツォ・ギエルミに師事。数々の国際的なマスタークラスにも参加してきました。バッハと同時代の作曲家の作品を中心にバロック時代の作品をレパートリーを専門とするパガニーニは、オルガンに加え、チェンバロとピアノも演奏し、ヨーロッパ各国で著名な歴史的楽器を用いて演奏活動を行っています。ソリストとしても通奏低音奏者としても高い人気を誇り、ニューヨークのカーネギー・ホール、パリのフィルハーモニー、アムステルダムのアイ湾音楽堂といった著名なホールでの演奏をはじめ、様々な国際音楽祭にも出演しています。
バッハは同時代の人々から比類なきオルガン奏者、そして、傑出したオルガン作品の作曲家として認められていました。不思議なことに、バッハが最も高貴な楽器のために作曲した作品の自筆譜は極めて稀とされています。彼のオルガン作品の大部分は後世の写本として保存されており、作者が誰であるかは不明です。そのため、バッハの名で膨大な数のオルガン作品が現存しており、これは今日に至るまで研究者にとっての課題となっています。
本アルバムでは、紛れもなく真作である3つの大作と、18世紀後半から19世紀初頭には既にバッハの作品とされていた偽作をカップリング。パガニーニは、オリジナルのオルガン(アムステルダムのヴァールゼ教会にある1734年ミュラー製)を使用し、歴史的な情報に基づいたレジストレーション、タッチ、アーティキュレーション、装飾の選択に基づいた演奏美学によって、バッハの魔法のような音楽の魅力を見事に引き出しています。また、トン・コープマンの夫人であるティニ・マトーがプロデューサーを務めていることもポイントと言えるでしょう。
東京エムプラス
品番:CC720013
レーベル:Challenge Classics
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2025年06月10日
《曲目》
J.S.バッハ:
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564
われ不安と苦痛にある時 BWV deest
深き苦しみの淵より BWV.745
われらキリスト者, 今ぞ喜びにあふれ BWV deest
わが喜びなるイエスよ BWV.713a
神なしたもう御業こそ, いと善けれ BWV deest
トリオ・ソナタ第2番ハ短調 BWV.526
おお, 汝まことの神よ BWV deest
ああ, されどわれらが生命の何なるか BWV.743
汝らキリスト者よ, こぞりて神を讃えよBWV deest
アンドレ・レゾン(ca.1640-1719):
クリステ(パッサカリアの形式によるトリオ)
J.S.バッハ:
わが愛しき神に BWV deest パッサカリア ハ短調 BWV.582
《演奏》
ピエトロ・パガニーニ(オルガン)
《録音》
2024年9月11日ー13日、ヴァールゼ教会(アムステルダム、オランダ)
J.S.Bach: Ach, was ist doch unser Leben? - Organ works/Pietro Paganini
Barcode: 0608917200133