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ノルウェーの作曲家ヘルマン・ヴォークトのチェロとピアノの協奏曲。ヘルマン・ヴォークトは、1976年にドランメンで生まれ、ノルウェー国立音楽大学でラッセ・トーレセン、オラヴ・アントン・トンメセン、ヘンリク・ヘルステニウス、ビョルン・クルーセに作曲を学びました。ハーグ王立音楽院のマルテイン・パディングとルイ・アンドリーセンの下で研究をつづけ、サルヴァトーレ・シャリーノたちのマスタークラスとセッションにも参加してきました。管弦楽曲、器楽曲、室内楽曲を中心に作曲、ノルウェー放送管弦楽団のほか、オスロ・シンフォニエッタ、「BIT20」、オスロ・フィルハーモニックなどが彼の作品を演奏しています。 《チェロ協奏曲》 は、アウドゥン・サンヴィークが委嘱した作品です。〈ファンタジア〉〈カンツォーナ〉〈ソナタ〉の3楽章で書かれた、豊かな表現と深い抒情をもつ、感情の振幅の大きい作品です。2022年に改訂版が作られ、サンヴィークとノルウェー放送管弦楽団が初演しました。
サンヴィーク(b.1979)は、スヴァイング・ビェランと共演したラフマニノフとショスタコーヴィチの 《チェロソナタ》(LWC1131)、ギンゲ・アンヴィークたちの作品をノルウェー放送管弦楽団と共演した『嘆きの跡』(LWC1234)といったアルバムが、 LAWO Classics からリリースされています。 《ピアノ協奏曲》 は、モーツァルトのピアノ協奏曲をモデルに、打楽器奏者2人を加えて新たなスタイルを探った作品です。「ラルゴ-アレグロ・コン・モート」「アダージョ・セリーノ、センプレ・トランクィッロ」「ヴィヴァーチェ-アダージョ・ラルガメンテ-ヴィヴァーチェ」の3楽章には、ピアノのヴィルトゥオーゾ的パッセージも織りこまれています。
ソリストのスヴァイング・ビェラン(b.1970)は、彼の世代を代表するピアニストのひとり。ザルツブルクのモーツァルテウムでハンス・レイグラーフに学び、1999年にノルウェー・コンサート協会の「最優秀ヤング・ミュージシャン」に選ばれました。スカルラッティとメンデルスゾーンのソナタのアルバムがスペルマン賞(ノルウェー・グラミー賞)にノミネートされ、ノルウェー放送管弦楽団と共演したショパンとシューマンの協奏曲(LWC1149)も注目されました。
アンナ=マリア・ヘルシング(b.1971)は、フィンランド系スウェーデンの指揮者です。シベリウス・アカデミーでレイフ・セーゲルスタム、アッツォ・アルミラ、ヨルマ・パヌラに学び、オウル交響楽団とBBCコンサート・オーケストラの首席指揮者を務めました。2025年から2028年のシーズンにヴァーサ市管弦楽団の首席指揮者に就任することが決まっています。
東京エムプラス
品番:LWC1346
レーベル:Lawo
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2025年02月28日
《曲目》
ヘルマン・ヴォークト(b.1976):
チェロ協奏曲(2014 rev.2022)*
ピアノ協奏曲(2017-21)**
《演奏》
アウドゥン・サンヴィーク(チェロ)*
スヴァイング・ビェラン(ピアノ)**
ノルウェー放送管弦楽団
アンナ=マリア・ヘルシング(指揮)
《録音》
2023年4月24日-28日、ノルウェー放送(NRK)大スタジオ(コンサートホール)(オスロ)
Herman Vogt: Cello and Piano concertos/Audun Sandvik, Sveinung Bjelland, Norwegian Radio Orchestra, Anna-Maria Helsing
Barcode: 7090020183183