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ベルゲンの作曲家ヴォスレフの作品を録音で紹介する『シェティル・ヴォスレフの室内音楽』のプロジェクトは、2012年、ヴァイオリニストのリカルド・オドリオソーラとピアニストのアイナル・ロッティンゲンにより始められました。これまでに録音のなかった作品を含む38曲の録音は、LAWO Classics との共同作業により順調に進み、すでに6枚のアルバムがリリースされています。
《ソプラノ、アルトとピアノのためのトリオ》 は、「ta」「pa」「do」「ma」といった短い音節と単独の母音で構成される「テクスト」を歌う約14分の音楽です。ソプラノ、リコーダー、ギターとピアノのための《Kvartoni》(LW1117)と同じ1974年、ドイツ政府の国際文化交流機関「ゲーテ・インスティトゥート」の委嘱で作曲され、ドイツの女性歌手とアイナル・ステーン=ノクレベルグが初演しています。
オスロ弦楽四重奏団が委嘱し、1998年に彼らが初演した《弦楽四重奏曲第3番》は、《トロンボーン四重奏曲》(LWC1180)とほぼ同時期の作品です。ヴォスレフは、「弦楽器」と「トロンボーン」の四重奏の共通する点と異なる点を洞察、「都会的」な音楽に作り上げました。
《フルートと打楽器のための六重奏曲》 は、フルート奏者のマヌエラ・ヴィースラー(1955-2006)とスウェーデンの打楽器アンサンブル「クロウマータ」の共同委嘱による作品です。ヴィースラーが生まれたブラジル、育ち学んだウイーン、彼女が住んだことのあるパリ、アイスランド。ヴォスレフは、さまざまな「外国」の音楽文化の要素を散りばめたコスモポリタンなスタイルを採り、腕利きの打楽器奏者たちの音楽からインスピレーションを得ながら作曲していきました。1986年、ストックホルムで初演。初演者たちの演奏(BIS-129/BIS-512)に次ぐ新録音です。
東京エムプラス
《ソプラノ、アルトとピアノのためのトリオ》 は、「ta」「pa」「do」「ma」といった短い音節と単独の母音で構成される「テクスト」を歌う約14分の音楽です。ソプラノ、リコーダー、ギターとピアノのための《Kvartoni》(LW1117)と同じ1974年、ドイツ政府の国際文化交流機関「ゲーテ・インスティトゥート」の委嘱で作曲され、ドイツの女性歌手とアイナル・ステーン=ノクレベルグが初演しています。
オスロ弦楽四重奏団が委嘱し、1998年に彼らが初演した《弦楽四重奏曲第3番》は、《トロンボーン四重奏曲》(LWC1180)とほぼ同時期の作品です。ヴォスレフは、「弦楽器」と「トロンボーン」の四重奏の共通する点と異なる点を洞察、「都会的」な音楽に作り上げました。
《フルートと打楽器のための六重奏曲》 は、フルート奏者のマヌエラ・ヴィースラー(1955-2006)とスウェーデンの打楽器アンサンブル「クロウマータ」の共同委嘱による作品です。ヴィースラーが生まれたブラジル、育ち学んだウイーン、彼女が住んだことのあるパリ、アイスランド。ヴォスレフは、さまざまな「外国」の音楽文化の要素を散りばめたコスモポリタンなスタイルを採り、腕利きの打楽器奏者たちの音楽からインスピレーションを得ながら作曲していきました。1986年、ストックホルムで初演。初演者たちの演奏(BIS-129/BIS-512)に次ぐ新録音です。
東京エムプラス
品番:LWC1200
レーベル:Lawo
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2020年09月下旬
《曲目》
ヴォスレフ:室内楽作品集 第7集
シェティル・ヴォスレフ(b.1939)
・ソプラノ、アルトとピアノのためのトリオ
マリ・ガラムボス・グルーエ(ソプラノ)
アンネ・ダウグスタ・ヴィーク(アルト)
アイナル・ロッティンゲン(ピアノ)
・弦楽四重奏曲第3番
リカルド・オドリオソーラ(ヴァイオリン)
マーラ・ハウゲン(ヴァイオリン)
イングリ・ルーゲセーテル(ヴィオラ)
ラグンヒル・サンネス(チェロ)
・フルートと打楽器のための六重奏曲
アイヴィン・サングリン(フルート)、クレイグ・ファー(打楽器)
シーグヴァル・フェルスム(打楽器)、ガルド・ガシュホル(打楽器)
マティアス・マトラン(打楽器)、オーラ・ベルグ・リーセル(打楽器)
リカルド・オドリオソーラ(指揮)
《録音》
2018年6月18日(弦楽四重奏曲)、2019年6月19日(トリオ)、2018年6月20日(六重奏曲)、グンナル・セーヴィグ・ホール、グリーグ・アカデミー(ベルゲン、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
Ketil Hvoslef:Chamber Works NoVII
Barcode: 7090020182223