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ブラームスの代表的な室内楽であるピアノ四重奏曲第3番と、ブラームスを深く敬愛していた20世紀前半の作曲家ハンス・ガルのピアノ四重奏曲を組み合わせ、ロマン主義の深みと亡命作曲家の声を対話させる内容となっています。 ブラームスの作品は、若き日の葛藤と精神的危機を背景に、長い年月を経て完成したもので、内面的な緊張と抒情が交錯しています。
一方、1926年に片腕のピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインのために書かれたガルの四重奏曲は、左手だけとは思えない豊かな音響と色彩感を備え、フォークロア的な活力や初期20世紀の和声語法が魅力です。ナチスの迫害と亡命を経験したガルの音楽は、深い人間性と透明な語り口を持ちながら、今日なお聴かれる機会が多いとはいえません。
コンフリンゴ・ピアノ四重奏団は、これら二つの作品を丁寧に掘り下げ、ロマン派の遺産と忘れられた創作の再発見を結びつける豊かな音楽世界を提示しています。
東京エムプラス
品番:GEN26954
レーベル:Genuin
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2026年01月15日
《曲目》
ブラームス:
ピアノ四重奏曲第3番ハ短調Op.60(1855-75)
ハンス・ガル(1890-1987):
ピアノ四重奏曲イ長調(1926)
《演奏》
コンフリンゴ・ピアノ四重奏団
《録音》
2025年4月(ドイツ)
Reflections/Confringo Klavierquartett
Barcode: 4260036259544