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ある午後、ファン・スヴィーテン男爵のサロンより(七條恵子)

¥2,710
規格番号 CC720004
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オランダで活躍するフォルテピアノ奏者、七條恵子の新録音!1802年製の銘器が再現するファン・スヴィーテンのサロン!

オランダを中心とした世界各地での活躍は目覚ましく、日本を代表するフォルテピアノ奏者、古楽系鍵盤楽器奏者の1人として注目を集めている七條恵子。

現在の活動拠点であるオランダの名門レーベル「チャレンジ・クラシックス(Challenge Classics)」から登場する新録音では、モーツァルトと縁のあったオランダ人外交官、ファン・スヴィーテンのサロンをテーマとしてモーツァルト後期、J.S.バッハ、そしてC.P.Eバッハの作品を取り上げます。

1782年以降、モーツァルトはファン・スヴィーテンの主催するサロンに定期的に参加しバッハやヘンデルの音楽に触れたと伝えられており、実際に「ソナタ第14番ハ短調 K.457」にはバッハの「音楽の捧げもの」のテーマがこの巨匠へのオマージュとも受け取れるように組み込まれていることからも、大バッハの音楽からの影響の大きさを改めて感じさせてくれます。

また、ソナタ第14番へのプロローグとして書かれている「幻想曲(ファンタジア)」はC.P.E.バッハの「幻想曲」に影響されたと言われており、この「ファン・スヴィーテンのサロン」で得た経験によって作風を大きく発展させ、芸術家としてさらに進化したモーツァルトの姿を窺い知ることができる素晴らしいプログラムです。

今回、七條恵子が奏でている楽器はナネッテ・シュトライヒャーとマテウス・アンドレアス・シュタインの姉弟が1794年に設立したピアノ製作会社「フレール・エ・スール・シュタイン」の1802年製の貴重なフォルテピアノ。

この楽器は製作当時のサロンコンサートで使用されていたフォルテピアノの中でも極上の1台でしたが、長きに渡って演奏不可能の状況となっていたところ、2011年にフランス在住のピアノ修復家シッツェ・コックが七條恵子のために修復を施し、再びその音色を聴くことができるようになったというエピソードがあり、まさに今回のレコーディングにとって理想的な楽器と言えるでしょう。

古典派、ロマン派はもちろんのこと、モダンピアノでの近現代音楽の演奏にも定評がある七條恵子。 モーツァルトの作風の変遷と創造性に寄り添いつつ、自らの感性も大切にした演奏が、新たな発見をもたらしてくれることでしょう!

東京エムプラス


品番:CC720004
レーベル:Challenge Classics
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2025年04月04日

《曲目》
ある午後、ファン・スヴィーテン男爵のサロンより

J.S.バッハ:シンフォニア第9番ヘ短調 BWV.795
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
モーツァルト:転調するプレリュード(ヘ長調からハ長調へ) K.624/626a
モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.475
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
C.P.E.バッハ:クラヴィーア小品イ長調 Wq.117-1,H.241

《演奏》
七條恵子(フォルテピアノ)
Frère et Soeur Stein(フレール・エ・スール・シュタイン)1802年製

《録音》
2024年夏
旧カトリック教会(デルフト、オランダ)

An Afternoon in van Swieten’s Salon/Keiko Shichijo

Barcode: 608917200041

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