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独立して評価を築いた19世紀の女性作曲家、エミーリエ・マイヤーを再評価する1枚!古典派・ロマン派の伝統に根ざしながら革新性・独創性を孕む2つの弦楽四重奏曲!
ウィーン国立音大出身者による若手アンサンブル「AMAIクァルテット」のデビュー・アルバム。 第1ヴァイオリンは福田紫妃!
19世紀でもっとも多作な女性作曲家の1人であり、ドイツ器楽音楽の中心人物であったエミーリエ・マイヤー(1821-1883)。彼女の作品は、並外れた自信と独創性を持ち、古典派・ロマン派の伝統に根ざしながらも革新的な工夫が凝らされています。 ここに収録された弦楽四重奏曲ヘ長調とト長調は、明確な主題の対比、大胆な転調、そしてベートーヴェンの影響を受けた微妙に皮肉めいたスケルツォがこれらの作品に活気を与え、ロンド形式の華麗な終楽章で最高潮に達します。
本アルバムは、有名な男性親族に頼ることなく独立して評価を築いたエミーリエ・マイヤーに新たな光を当て、彼女をロマン派音楽の開拓者として正当な地位に戻すことを目指しています。 兵庫県出身のヴァイオリニスト、福田紫妃(ふくだ むらさき)が第1ヴァイオリンを務めるAMAI(Association for Music and Artistic Interaction)クァルテットは、ウィーン国立音楽大学(MDW)出身の音楽家によって2020年にウィーンで結成されました。2021年には「ピエトロ・マルツァーニ」若手弦楽四重奏コンクールで第1位と聴衆賞を受賞するなどの実績を誇っています。
彼らは、エミリーエ・マイヤーのほか、ファニー・ヘンゼル(メンデルスゾーン)、エイミー・ビーチなど、過去および現在の女性作曲家の作品も積極的に取り上げています。 また、クァルテットの革新的な活動から発展して2023年に設立された「AMAI Association」は、クラシック音楽を「贅沢品」ではなくすべての人々にとって身近なものとなるよう、コンサート・ホールを超えた場所での演奏や、他芸術との融合プロジェクトを展開しています。
東京エムプラス
品番:C01106
レーベル:Da Vinci Classics
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2025年12月26日
《曲目》
エミーリエ・マイヤー:
弦楽四重奏曲ヘ長調 弦楽四重奏曲ト長調
《演奏》
AMAIクァルテット
〔福田紫妃(ヴァイオリン)
キアーラ・シチリアーノ(ヴァイオリン)
ウー・チョン・ウォン(ヴィオラ)
アンナ・トニーニ=ボッシ(チェロ)〕
《録音》
2024年、イタリア
Emilie Mayer: String Quartets in F and G Major/Amai Quartet
Barcode: 0746160919485