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カルロ・アルバネージの初録音ピアノ・ソナタ集第2弾!
19世紀末ナポリ出身のコンポーザー=ピアニスト、カルロ・アルバネージの全曲世界初録音となるピアノ・ソナタ集第2弾!
ピアニストであった父ルイージ・アルバネージから教わったカルロ・アルバネージはナポリで名声を確立したのち、1878年に渡仏しパリで開催した多くのリサイタルで絶賛を浴びました。1882年にはトスティの助言に従って活躍の場をロンドンへと移し、ピアニストおよび作曲家としての名声を高め、1893年にはロンドンの王立音楽アカデミーのピアノ科教授に任命され、他界するまでその職を全うしました。 とりわけ王室や貴族から多大な支援を受けており、その教え子にはスウェーデン王女のマーガレット・オヴ・コノートや、その姉妹であるパトリシア・オヴ・コノート、ザクセン=コーブルク=ゴータ公妃マリア・アレクサンドロヴナなども名を連ねており、アルバネージの当時の立場の重要度を物語っています。
また、20世紀初頭に出版された「運指のためのエクササイズ(Exercises for Fingering)」は現在でも再版され、ピアノの指導に使用されている教則本の1つです。 このアルバムでは、1905年に出版された変ロ短調のソナタ(第4番)と1913年に出版されたハ長調のソナタ(第6番)を収録し、前作(C00532)と併せて、アルバネージが作曲した6つのピアノ・ソナタのうち現存する5つが揃うことになります。
前巻に引き続きアルバネージのソナタを蘇演するのは、ローマ出身のピアニスト、ダニエレ・アドルネット。近年は20世紀イタリアのレパートリーの探求を深め、アレッサンドロ・ロンゴ、イルデブランド・ピツェッティ、マリオ・ザフレードなどの知られざるソナタを演奏しています。多くのレクチャー・リサイタルも成功を収めており、バーリとペルージャの音楽院で教えた後、現在はフロジノーネのリチーニオ・レフィーチェ音楽院のピアノ科で教鞭を執っています。
東京エムプラス
品番:C01015
レーベル:Da Vinci Classics
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2025年04月29日
《曲目》
カルロ・アルバネージ(1893-1909):
ピアノ・ソナタ 変ロ短調(第4番)
ピアノ・ソナタ ハ長調(第6番)
世界初録音
《演奏》
ダニエレ・アドルネット(ピアノ)
《録音》
2023年7月、イタリア
Carlo Albanesi: Piano Sonatas II/Daniele Adornetto
Barcode: 0746160918587