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モーツァルトのソロ・ピアノ音楽を全曲録音するプロジェクト始動!BBC Radio 3 の「ニュージェネレーション・アーティスト」のひとり、クリスチャン・イーレ・ハドラン!
「子供のころに住んでいたスタヴァンゲルのテラス付きの家に1990年にケーブルテレビがひかれました。ある冬の夜、誰かがドアをノックする音がしました。音楽好きの祖父が、深夜に放送される『アマデウス』の映画を観にきたのです。たしか午後11時だったと思います。最初のところだけ観てもいいと言われたものの、モーツァルトのライバルのサリエリが喉を切ろうとするところで、ベッドに追いやられました。わたしの中で何かが騒いだに違いありません、次の日すぐ、スタヴァンゲル病院のキオスクに行き、モーツァルトの第20番と第21番のピアノ協奏曲の入ったカセットを買いました……」
(クリスチャン・イーレ・ハドラン「LWC 1219」ライナーノーツ)
クリスチャン・イーレ・ハドランは、1983年、ノルウェー南西部のスタヴァンゲルに生まれました。11歳の時に地元のローガラン音楽院に入学。1999年からイジー・フリンカに教わり、その後、フリンカの弟子のアンスネスに学びました。2011年、BBC Radio 3 の「ニュージェネレーション・アーティスト」のひとりに選ばれたことをきっかけに国際的に注目されました。技術と感性のバランスのとれた音楽が愛され、スカンディナヴィアとヨーロッパの音楽シーンに欠かせないソロと室内楽のプレーヤーとして活躍しています。
ハドランは、ハイドン、ショパン、シューマン、ブラームス、シンディングとともにモーツァルトを重要なレパートリーにしており、オスロ・カンマーアカデミー共演の《ピアノと木管楽器のための五重奏曲》(LWC 1187)やアルヴィド・エンゲゴール指揮のオスロ・フィルハーモックと共演した第21番と第11番の協奏曲(Simax PSC 1323)をCDリリースしています。 モーツァルトのソロ・ピアノ音楽を全曲録音するプロジェクト。第1集には、ソナタが4曲。アウグスブルクとマンハイムに滞在していた1777年の第9番、パリ時代の第12番と第13番、「ソナチネ・アルバム」にも収められている第16番。モーツァルトが少年時代に書いた「習作」の「ト長調」「ハ長調」「へ長調」の《メヌエット》、フリーメイソンに加わった1784年の作とされる《小葬送音楽》、そして《ピアノ小品 へ長調》が、あわせて収録されています。
東京エムプラス
品番:LWC1401
レーベル:Lawo
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2025年06月27日
《曲目》
ピアノ・ソナタ第9番 ニ長調 K.311/284c
メヌエット ト長調 K.1/ie
メヌエット ハ長調 K.1f
ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K.545
小葬送音楽 ハ短調 K.453a
ピアノ・ソナタ第12番 へ長調 K.332/300k
メヌエット へ長調 K.5
ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K.333/315
ピアノ小品 へ長調 K.33b
《演奏》
クリスチャン・イーレ・ハドラン(ピアノ)
《録音》
2024年3月6日、3月7日、8月21日、2025年1月6日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
Mozart Complete Piano Music Vol. 1/Christian Ihle Hadland
Barcode: 7090020183749