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グリーグからラヴェル、そして現代へ ―― 洗練と情熱を兼ね備えたピアニストが描く、舞曲の系譜!
宮廷舞曲や民族舞曲、そして近代のワルツまで、舞曲の伝統と革新を一枚に凝縮した意欲作!
イヴァナ・ガヴリッチは、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエヴォ出身、1992年に渡英し、2011年にはデビュー・アルバム(CHRCD009)が英BBCミュージック・マガジン賞で「新人賞(Newcomer of the Year)」に選ばれるなど、特に英国で絶大な評価を築いています。 ガヴリッチのニュー・アルバム「Throwback to Dance(舞曲への回帰)」では、作曲家たちが舞曲の形式に着目し、新たな音楽の道を切り拓いていった軌跡をたどります。アルバムの着想は、1894年にパリで実現したラヴェルとグリーグの魅力的な出会いにあります。
グリーグが若きラヴェルに与えた影響はほとんど語られてきませんが、この作品集はその関係に光を当て、さらにシャミナードやペヤチェヴィチ、現代作曲家シェリル・フランシス=ホードの作品へと時代を超えて舞曲の系譜をつないでいきます。
グリーグの影響と音楽的オマージュをテーマに構成されたシェフィールドでのリサイタル・レビューでも称賛されたガヴリッチの演奏は、グリーグ 《ホルベアの時代から》 のノスタルジックな美しさから、ラヴェル 《クープランの墓》 の洗練されたバロック風舞曲、フランシス=ホードの《舞踏組曲》(世界初録音)の現代的な響きに至るまで、感情表現の豊かさと洗練された解釈が際立つコンサートとして高く評価されました。
本アルバムでも、ノルウェーの民俗舞曲からバロック舞曲、近代のワルツまで、時代と国境を超えた舞曲の魅力が見事に描き出されています。
東京エムプラス
品番:SIGCD947
レーベル:Signum
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2025年11月30日
《曲目》
グリーグ:
組曲 《ホルベアの時代から》 Op.40
シャミナード:
6つのユーモラスな小品 Op.87 より 第4曲 昔、第6曲 ノルウェーの人
グリーグ:
ノルウェー舞曲 Op.35-2
ラヴェル:
クープランの墓
ドラ・ペヤチェヴィチ:
想い出 Op.24
シェリル・フランシス=ホード:
舞踏組曲(世界初録音)
ラヴェル:
ボロディン風に(ワルツ)
《演奏》
イヴァナ・ガヴリッチ(ピアノ)
《録音》
2023年7月19日-27日&2024年10月10日-11日(イギリス)
Throwback to Dance/Ivana Gavric
Barcode: 635212094723