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ラトビアの若き弦楽三重奏団 バルティア弦楽三重奏団のデビュー盤!
「バルティア」(バルト)と名づけた若い弦楽三重奏団は、マザー・メジョトネ城とペーテリス・ヴァスクス基金のコラボレーションによるシリーズの2022年シーズンのオープニングで演奏して、「年間最優秀コンサート」にノミネートされました。ラトビア放送の番組やコンサートでモーツァルトやベートーヴェンを中心にしたレパートリーで演奏活動を行っています。『白い鳥』は、彼女たちのデビューアルバムです。
グンデガ・シュミテがバルティアに献呈した《白い鳥》は、〈オオハクチョウ〉〈シラコバト〉〈カモメ〉〈シュバシコウ〉という、バルト地方に生息する鳥を特徴的に描いた作品です。 ペーテリス・ヴァスクスがスペインの神秘家アビラの聖テレサ(1515-1582)を偲んで作曲したヴァイオリンとチェロのための 《内なる城》 は、作曲者自身の編曲した弦楽三重奏版による演奏。
アメリカでの生活と活動が長かったグンダリス・ポネの 《葬送のグラン・デュオ》 は、「死」を悲劇として嘆くのではなく、「大きな最後の問い」とみなすラトビア人の考え方に沿ったといわれる作品です。
ターリヴァルディス・ケニンシュは、もっとも名を知られるラトビア作曲家のひとり。ラトビアに生まれ、フランスで学んだあと、カナダに移住しました。彼の作品は、現代の技法もとりいれたネオロマンティックなスタイルによる交響曲を中心にカナダでしばしば演奏され、ラトビア国立交響楽団による全曲の録音も行われました。《弦楽三重奏曲》 は、第二次世界大戦中にラトビアを離れた彼が、初めて祖国を訪れた1989年に作曲されました。彼の室内楽曲の傑作のひとつとみなされています。
東京エムプラス
品番:SKANI171
レーベル:Skani
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2025年05月31日
《曲目》
グンデガ・シュミテ(b.1977):
白い鳥(弦楽三重奏のための)
ペーテリス・ヴァスクス(b.1946):
内なる城(弦楽三重奏のための)
グンダリス・ポネ(1932-1994):
葬送のグラン・デュオ(ヴィオラとチェロのための)
ターリヴァルディス・ケニンシュ(1919-2008):
弦楽三重奏曲
《演奏》
バルティア弦楽三重奏団
〔パウラ・シューマネ(ヴァイオリン)
イェヴゲニヤ・フロロヴァ(ヴィオラ)
アンナ・ヴェセロヴァ(チェロ)〕
《録音》
2024年8月、9月、グレート・アンバー・コンサートホール(リエパーヤ、ラトビア)
The White Birds/String Trio Baltia
Barcode: 4751025441434