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約12年越しに実現した理想のメンバーが集結したカルテットによる快演!
ショーター、ジョンスコ、カートらに触発されたジャズの伝統と革新が結実した2020年代のコンテンポラリー・ジャズ!
90年代半ばにNYへ移住。ウィリアム・パターソン大学のジャズ・プログラムで学ぶ一方、Smallsをはじめ、当時のジャズ・シーンのムーヴメントを体感しながら、キャリアを積み上げてきたギタリスト、クレイグ・ブランによる快演。
本作は7作目のリーダー作となるが、この作品こそ、彼が約12年前から構想していたカルテット編成!しかもメンバーも、理想の仲間が集結した。フロントには、90年代にはImpulseと契約していたテナー・マンで、ブランが深い友情と信頼を寄せるグレッグ・ターディ。リズム・セクションは、過去作全てに参加するニック・モリソンと、近年の作品の要であり、現代屈指のルディ・ロイストンという強力な布陣だ。
望んでいたものが実現した演奏の実りは大きい。ブルース進行ながらトリッキーなM1や、M2も6/4拍子でありながら、流れるようなソロが展開されて絶妙の幕開け。ほか、ジョン・スコフィールドへのオマージュM4, 90年代のカート・ローゼンウィンケルの演奏に感銘を受けてできたというM5, 憧れ続けたウェイン・ショーターにインスパイアされたM8など、そのどれもにジャズの歴史が息づき、今の時代を刻んでいる。 ブランは2022年に12時間に及ぶ大変な手術とリハビリも経ての一作。この復活を喜びたい。
東京エムプラス
品番:SCCD31984
レーベル:SteepleChase
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2025年07月30日
《曲目》
1 Fourths On Sixths 6:16
2 It’S Like She Said 6:20
3 I Really Couldn’T Imagine 5:59
4 Old Man Sco 7:03
5 11235 5:46
6 Lauds 4:29
7 Kvetchin’ 7:07
8 Churlish 4:36
9 Chelsea Bridge 7:04
10 Cetacean 3:54
11 A Word From The Deacon 8:01
《演奏》
クレイグ・ブラン(g)
グレゴリー・ターディ(ts)
ニック・モリソン(b)
ルディ・ロイストン(ds)
Craig Brann guitar Gregory Tardy tenor saxophone Nick Morrison bass Rudy Royston drums
《録音》
2024年10月
Craig Brann / For The Record
Barcode: 716043198429