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内省、風刺、そして亡命 ――激動の20世紀を映すヒンデミットの4つのヴィオラ・ソナタ!
ベルローによる真摯で鋭いアプローチが、作品の時代性と人間性を鮮やかに描き出す初ソロ・アルバム!
パウル・ヒンデミット(1895-1963)によるヴィオラ独奏のための4つのソナタを収録した、ヴィオラ奏者マリー=バルバラ・ベルローによる初のソロ・アルバム。
ヒンデミット自身もヴィオラ奏者であり、この楽器を自己表現の手段として多くの重要な作品を残しました。初期のOp.11-5は内省的かつ表現的な作品で、バッハへのオマージュも込められています。1920年代のOp.25-1およびOp.31-4は「新即物主義」に移行した時期の作品で、風刺や社会的批判を含んだ語法が特徴です。最後の1937年のソナタは、ナチスによる弾圧や亡命の影響が色濃く反映された、簡素ながらも深い感情を湛えた作品。時代の変遷と音楽的革新の両方を体感できる1枚です。
東京エムプラス
品番:IC081
レーベル:Indesens Calliope
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2025年07月31日
《曲目》
パウル・ヒンデミット:
ヴィオラ・ソナタ Op.31-4
ヴィオラ・ソナタ Op.11-5
ヴィオラ・ソナタ Op.25-1
ヴィオラ・ソナタ(1937)
《演奏》
マリー=バルバラ・ベルロー(ヴィオラ)
《録音》
2024年4月(フランス、アヌシー)
Hindemith: Sonatas for Alto Soloud/Marie-Barbara Berlaud
Barcode: 0650414152903