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2024年フーズム城音楽祭 ~ 稀少ピアノ作品集 第38集(セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン、クレア・ハモンド、マティアス・キルシュネライトほか)
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稀少なピアノ作品の祭典! フーズム城音楽祭ライヴ2024!
ドイツ北部のかつてのデンマーク領、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン(スレースヴィ=ホルステン)の港町フーズムで1987年に創設され、毎年夏に開催されている「フーズム城音楽祭」(稀少ピアノ音楽祭)。ペーター・フロウンジャンのアイデアから生まれたこのシリーズは、当初はあまりに大胆、無謀すぎると言われたものの、回を重ねるごとにさまざまな国の聴衆の強い支持を集め、今では、最大収容人数130人の「騎士の間」に入りきらない聴衆のため戸外にテレビ・スクリーンを設けた席まで用意されています。
第38回目となる2024年の様子を収めたこのアルバムには、フィンランド、ロシア、フランス、ウクライナ、ノルウェー、デンマーク、オランダなどの作曲家14人の曲が収録されました。このコンピレーションでは特に、筋の通った音楽体験ができるよう、曲のグループ分けと曲順に細かい注意が払われました。
ハンニカイネンとメトネルを弾くセヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(b.1978)は、2000年のリーズ国際コンペティションで第3位だったドイツのピアニスト。イタリアのアルフォンソ・ソルダーノ(b.1986)は2023年に続いての出演。クリスチャン・グローヴレン(b.1990)は、ノルウェーのベルゲンで生まれ、イジー・フリンカやホーヴァル・ギムセに学びました。ドイツのマティアス・キルシュネライト(b.1962)は、ロストック音楽演劇大学の教授。メンデルスゾーンのピアノ協奏曲ホ短調を復元、完成させたアルバムで「ECHO Klassik」賞を受賞しました。フランスのパトリック・エメルレ(b.1981)は、レパートリーが広く、バッハやベートーヴェンとともに、ノヴァーク、フランク・マルタン、モーリス・エマニュエルたちのあまり知られていない曲もコンサートで取り上げてきました。クレア・ハモンド(b.1985)はイギリスのピアニスト。2016年にロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞を受け、エレーヌ・ド・モンジュルーやヨゼフ・ミスリヴェチェクといった作曲家の録音で注目されました。ウォン・シーヤン(b.1988)は香港生まれ。ベルリンを拠点にバロック初期から21世紀、とりわけ、過去の作品に触発された作品をレパートリーに活動しています。ゴットリープ・ヴァリッシュ(b.1978)はオーストリアのピアニスト。イタリア系オランダのサスキア・ジョルジーニ(b.1985)は、2016年のザルツブルク国際モーツァルト・コンペティションで優勝。リストの《詩的で宗教的な調べ》《慰め》などの録音で高い評価を得ています。すべて編集なしのライヴ録音です。
東京エムプラス
品番:DACOCD989
レーベル:Danacord
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2025年09月30日
《曲目》
・イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955):
《印象》 Op.11b(1915/16) より 第3曲「会話」
・ニコライ・メトネル(1880-1950):
《若い人のためのロマンティックなスケッチ》Op.54(1933) より 第7曲「前奏曲(賛美歌)」、第8曲「メルヘン(乞食)」
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(ピアノ)
・アルベール・ベルテラン(1872-1951):
夜想曲 嬰ヘ短調(1911)
・ヴィクトル・コセンコ(1896-1938):
夜想曲 嬰ヘ短調 Op.9-3(1921)
アルフォンソ・ソルダーノ(ピアノ)
・エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):
2つのノルウェー民謡による即興曲 Op.29(1878)
クリスチャン・グローヴレン(ピアノ)
・ルーズ・ランゴー(1893-1952):
血統書のページ BVN 38(1909)
マティアス・キルシュネライト(ピアノ)
・レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938):
ジャワ組曲 第3部(1924/25) より 第7曲「3つの舞曲」、第8曲「ボイテンゾルフ植物園(ボゴール植物園)」
パトリック・エメルレ(ピアノ)
・セシル・シャミナード(1857-1944):
ロマンティックなエチュード 変ト長調 Op.132(1909)
・サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912):
《24の黒人のメロディ》 Op.59(1905) より 第10曲「深い河」
クレア・ハモンド(ピアノ)
・クルト・ヴァイル(1900-1950)
ロナルド・スティーヴンソン(1928-2015):
《三文オペラ》によるソナティナ(1987/88)
・ヴァルター・ニーマン(1876-1953):
モダンダンス組曲 Op.115(1929) より 第2曲「ボストン・ワルツ」、第4曲「タンゴ」
ウォン・シーヤン(ピアノ)
・レオ・コーク(1893-1992):
タンゴの形式による間奏曲(1923)
・レイナルド・アーン(1875-1947):
恋人たち(タンゴ・ハバネラ)
ゴットリープ・ヴァリッシュ(ピアノ)
・フランシス・プーランク(1899-1963):
愛の小径
サスキア・ジョルジーニ(ピアノ)
《演奏》
様々なアーティスト
《録音》
2024年8月17日-24日、フーズム城(ドイツ)
The famous Rarities of Piano Music from Husum 2025/V.A>
Barcode: 5709499989005