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【日本語解説付き】 J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 BWV.1014-1019(全6曲)(天野乃里子&山縣さゆり)
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オランダを拠点に活躍する古楽の名手、天野乃里子と山縣さゆり! レコード芸術誌で特選盤に選ばれるなど、好評を博したバッハのソナタ集!
ハーグ王立音楽院やアムステルダム・スウェーリンク音楽院で研鑽を積み、イタリア、ドイツなどの様式に限らず、特にフランス様式のスペシャリストとしてオランダを拠点に活躍するチェンバロ奏者、天野乃里子と、18世紀オーケストラのメンバーやオランダ・バッハ協会のコンサートマスターとして活躍するヴァイオリン奏者、山縣さゆりという古楽界の名手達による大バッハのオブリガート・チェンバロ付きソナタ全6曲。
本アルバムで取り上げられているこの6つのソナタは、大バッハが1720年頃に作曲し、晩年まで手を加え続けたというトリオ・ソナタ形式による作品で、緊張感の持続する和声、継続する集中力、そして、どの楽章をとっても全てが多種多様な可能性を追求した傑作と言えるでしょう。 アルバムの最後には第6番の初稿譜として残された3つの楽章を収録。ヴァイオリン・ソロとチェンバロ・ソロのために書かれている2つの作品は、後にチェンバロのためのパルテータ(BWV.830)に転用された作品で、残りの深遠な、そしてこときれそうなアダージョは、この初稿だけで出版のお目見えをしていない作品で、どれも貴重な録音です。
「バッハは、バロック時代の作曲家の中でも、最も重要な芸術家として有名ですが、ある意味では、彼の作品は、当時の典型的なバロックの作品からも、遠大にまた孤高にかけ離れたとも言えるもので、”バッハ”というジャンルが存在すべきかもしれません。彼の作品は、和声、メロディ、リズムを精緻に組み合わせた独創性で、それまでの音楽で表現されていたものの境界を遥かに超える質を達成していますが、この6曲計25楽章の中に、その要素は豊かに表現されていて、我々もリハーサルをどれだけ積んでも、さらに新たな発見が常にあります。(天野乃里子)」
東京エムプラス
品番:LCB1
レーベル:La Compagnie Baroque
フォーマット:2枚組 CD
発売日:2025年05月31日
《曲目》
J.S. バッハ:
【CD1】
ソナタ第4番ハ短調 BWV1017
ソナタ第5番へ短調 BWV1018
ソナタ第3番ホ長調 BWV1016
【CD2】
ソナタ第2番イ長調 BWV1015
ソナタ第1番ロ短調 BWV1014
ソナタ第6番ト長調 BWV1019
ヴァイオリン独奏(BWV1019初稿譜より)
チェンバロ独奏(BWV1019初稿譜より)
アダージョ(BWV1019初稿譜より)
《演奏》
天野乃里子(チェンバロ/アンソニー・サイデ、1998年製)
山縣さゆり(バロック・ヴァイオリン/ヤコブ・シュタイナー、1669年頃製)
《録音》
2019年11月11日-14日、エマウス修道院(オランダ、ヴェルプ)
J.S.Bach: Sayuri Yamagata, Noriko Amano
Barcode: 4947182120453