1994年ベルギー出身の若手ジャズ・ギタリスト、レベッカ・ファン・ボックスタルが2016年に結成し、自らのイニシャルを冠したRVBクァルテットのサード・アルバム。（クァルテットとしてはBuzz初登場、レベッカ・ファン・ボックスタルとしてはBuzzからの2枚目のアルバム）
ロックとジャズを融合させた爽やかなサウンドを生み出しているRVBクァルテットは、インタラクション、インプロヴィゼーション、グルーヴが生き生きとした楽曲（すべてボックスタルの作曲）と鮮明なライヴ・パフォーマンスを生み出す重要な要素となって、音楽を彩っています。

アルバム・タイトルの「Hamabiwa」は、バンド・メンバーそれぞれの家庭で生まれた第一子の名前（Hazel, Bibi, Marius, Walt）から取られているとのことですが、恐らく日本語の「ハマビワ」も掛けられていると思われます。（ボックスタルのBuzz前作も、「No Wasabi」と日本語が使われたタイトルでした）その子供たちがアルバム全体に織り込まれたテーマのインスピレーションにもなっており、尽きることのないエネルギーを与えてくれる（そして一方で、そのエネルギーを奪い去ることもある）子供たちへの頌歌でもあり、子育てや日々の責任が一時的に消え去り、純粋な音楽の喜びに満たされた空間の演出でもあります。

東京エムプラス

品番：ZZ76145
レーベル：Buzz
フォーマット：1枚組 CD
発売日：2025年09月30日

《曲目》
1. Brug en terug (06:21)
2. Eenrichtingsverkeer (04:24)
3. ‘Sleep’ Song (04:54)
4. Discover - An extension to Cetturu (05:48)
5. Daylight Decrease (04:59)
6. Virtual/Real (05:57)
7. Wisserke (07:36)

All compositions by Rebekka Van Bockstal

《演奏》
RVBクァルテット
〔レベッカ・ファン・ボックスタル（g）
エリアス・ストルメ（ts, ss, synth）
オットー・キント（e-b）
マリウス・クヴルール（ds）〕

Rebekka Van Bockstal Guitar, Elias Storme Tenor- & Soprano Saxophone, Synthesizer, Otto Kint Electric Bass, Marius Couvreur Drums

《録音》
Ledeberg Studio（ベルギー）

Hamabiwa/RVB Quartet

Barcode: 0608917614527