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サヴァールやアレッサンドリーニとの共演で知られる古楽界の至宝フリオ・ザナージが、バロックの夜明けを歌う。
名手ディアス=ラトーレのキタローネと共に、カッチーニが目指した「言葉と音楽の融合」を理想的な形で再現。
ジョルディ・サヴァールやリナルド・アレッサンドリーニら巨匠たちから絶大な信頼を寄せられるイタリア古楽界の重鎮バリトン、フリオ・ザナージ。そしてスペインが誇る撥弦楽器の名手、ハビエル・ディアス=ラトーレ。長年の盟友である二人が、17世紀初頭のイタリアで起こった音楽革命「ヌオーヴェ・ムジケ(新音楽)」の世界を探求したアルバムです。
アルバムの核となるのは、ジュリオ・カッチーニの作品。彼は「言葉が主であり、音楽は従である」という理念のもと、歌詞の感情をダイレクトに伝えるための「モノディ様式(単旋律歌曲)」を確立しました。ザナージの表現力豊かな歌声は、カッチーニが求めた「スプレッツァトゥーラ(気品ある無造作さ=リズムを自由に揺らしながら言葉を語る歌唱法)」を見事に体現しています。
器楽パートには、同時代にローマで活躍したカプスベルガーの作品を配置。ディアス=ラトーレが奏でるキタローネ(テオルボ)とバロック・ギターの深淵な響きが、歌の情動を支え、時に鮮やかな対比を描き出します。
使用楽器は、1614年マテウス・ブッヘンベルク製モデルの14コース・キタローネと、5コース・バロック・ギター(ガット弦使用)。
東京エムプラス
品番:PAS1156
レーベル:Passacaille
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2026年02月14日
《曲目》
ジュリオ・カッチーニ(1551-1618):Sfogava con le stelle
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(c.1580-1651):Kapsperger(器楽)
カッチーニ:Vaga su spina ascosa Tu ch’hai le penne Movetevi a pietà
カプスベルガー:Passacaglia(器楽)
カッチーニ:Alme luci beate Amor ch’attendi Dovrò dunque
カプスベルガー:Canario(器楽)
カッチーニ:Vedrò il mio sol Al fonte al prato Ch’io non t’ami, cor mio
カプスベルガー:Sferraina and improvisation upon the Collascione(器楽)
カッチーニ:Tutto il dì piango Non ha il ciel Torna deh torna
カプスベルガー:Capona(器楽)
カッチーニ:Dalla porta d’oriente
カプスベルガー:Toccata Arpeggiata(器楽)
《演奏》
フリオ・ザナージ(歌/バリトン)
ハビエル・ディアス=ラトーレ(キタローネ、ギター)
《録音》
2024年11月20-24日、サン・レミ教会(ベルギー)
Nuove Musiche/Laberintos Ingeniosos
Barcode: 5425004841568