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18世紀のフランスにおける独奏楽器としてのチェロの成長を辿る。
文化的アイデンティティを豊かにし、貴族のサロンやコンサートの基礎を形作った大交易時代(大航海時代)を経て、新たな響きを探求する中でチェロという楽器が脚光を浴びた18世紀のフランス音楽に焦点を当てたアルバム。
ヴィオラ・ダ・ガンバを学んだにも関わらず最終的にチェロにおけるフランス楽派を築いたマルタン・ベルトーをはじめとしたこの時代の重要な作曲家の作品を通じて、長くヨーロッパの音楽を支配していたヴィオラ・ダ・ガンバに取って代わったチェロの独奏楽器としての成長を辿ります。低音楽器に強みを持ち、若くしてすでに名声を博す2018年創設のピリオド・アンサンブル「アンダーストーリーズ・アンサンブル」のデビュー・アルバムです。
東京エムプラス
品番:CC720016
レーベル:Challenge Classics
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2025年06月10日
《曲目》
ジャン=バティスト・バリエール(1707-1747):
3声のソナタ ニ短調 (ソナタ集第3巻より第2番)
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764)(バルトロメオ・ダンドーロ・マルケージ編):
《優雅なインドの国々》組曲 より 「寛大なトルコ人」へのリトルネッロ
ジャン=フィリップ・ラモー(アンダーストーリーズ・アンサンブル編):
《優雅なインドの国々》組曲 より タンブーランI-II
マルタン・ベルトー(1691-1771):
3声のソナタ第6番 Op.1
クープラン氏を模した前奏曲
ジャン=フィリップ・ラモー(クララ・プヴロー編):
《優雅なインドの国々》組曲 より 「野蛮人」へのエール
ラモー氏とナデルマン氏を模した前奏曲
ルイ=フランソワ=ジョゼフ・パトゥアール(1719-1793):
2本のチェロとコントラバスのためのトリオ・ソナタ Op.2-6(世界初録音)
ジャン=フィリップ・ラモー(シルヴィア・デ・ロッソ編):
《優雅なインドの国々》組曲 より 「インカのエール」
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):
トリオ・ソナタ Op.37-5
ジャン=フィリップ・ラモー(クララ・プヴロー編):
《優雅なインドの国々》組曲 より 「アフリカの奴隷たち」へのエール
ジャン=フィリップ・ラモー(バルトロメオ・ダンドーロ・マルケージ編):
新クラヴサン曲集第2番 より 「エジプトの女」
ミシェル・コレット(1707-1795):
協奏曲《フェニックス》(4本のチェロ、ヴィオールとファゴットのための)
《演奏》
アンダーストーリーズ・アンサンブル
〔クララ・プヴロー(チェロ、ピッコロ・チェロ)
バルトロメオ・ダンドーロ・マルケージ(チェロ)
マルゲリータ・ブラッティーニ(ダブル・ハープ、フレンチ・ペダル・ハープ)
シルヴィア・デ・ロッソ(Gヴィオローネ、コントラバス)
マルコ・クロセット(ハープシコード)〕
ロリス・グアステッラ(パーカッション)
マリオ・フィリッピーニ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
《録音》
2024年10月29日-11月1日、サン・バルトロメオ教会(ノマーリオ、イタリア)
A French Odyssey - Music for two cellos/UnderStories Ensemble
Barcode: 0608917200164