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近代ポーランドの隠れた傑作交響曲がついに日の目を見た!フィテルベルクのヴァイオリン協奏曲と交響曲第2番が復元され世界初録音!
近代交響曲やポーランド音楽ファン必聴の秘曲が登場します。グジェゴシュ・フィテルベルク (1879-1953) は20世紀前半のポーランドを代表した指揮者。ワルシャワ音楽院で同門だったシマノフスキやカルウォーヴィチの作品を熱心に紹介し、さらにはルトスワフスキら後進の作品初演も行うなどポーランド音楽史に多大な貢献をしました。指揮者としての業績に隠れがちですが、作曲をノスコフスキに師事し、20あまりの作品を残しています。
作風は朋友シマノフスキたちと進めた「若きポーランド」派の「伝統に縛られることなくヨーロッパ最新の技法を採り入れ、新しいポーランド音楽、特に交響作品を確立する」という理念が明白で、ワーグナー風の半音階やリヒャルト・シュトラウス風なボルテージの高いオーケストレーションが特徴です。今回3作が最新録音で登場、「ヴァイオリン協奏曲」と「交響曲第2番」はワルシャワ大学図書館所蔵の草稿から2003年生まれの作曲家ユゼフ・ドムジャウがフィテルベルクのスタイルに忠実な復元を施しました。
「ヴァイオリン協奏曲」は1902年、23歳の野心作。フィテルベルクはヴァイオリンの名手でもあり自身で弾く目的で着手し、第1、2楽章は書き上げたものの終楽章の69小節で筆を置き、演奏も出版もされませんでした。叙情的なメロディーや独奏部の技巧発揮に加え、23歳の若者とは思えぬ成熟したオーケストレーションが目を引きます。ヴィエニャフスキ、シマノフスキに次ぐ新たなポーランドのヴァイオリン協奏曲出現と言えるでしょう。
「交響曲第2番」は1906~14年の作。1910年に初演されたものの木管と弦楽器のパート譜しか現存せず、金管、打楽器、ハープのパートが再構成されました。様式的には後期ロマン派と近代の境界にあり、マーラーやリヒャルト・シュトラウスの影響とポーランド独特のリズムとイントネーションが特徴でドラマ性に満ち聴き応え満点。
1909年作の「ポーランド狂詩曲」は民族性と近代語法を融合させる能力を示した傑作ながら、ほとんど知られていません。マズルカが高潮しても手ばなしの楽天性にならないところに当時のポーランド人の美意識を感じさせます。フィテルベルクは同門の誰よりもオーケストラの機能と効果を熟知し、鳴らしきっているため、マーラーやリヒャルト・シュトラウスの音楽ファンは気に入ること間違いなしです。
ヴァイオリン独奏のヴォイチェフ・ニェジュウカは2003年ワルシャワ生まれ。バーゼル音楽院でライナー・シュミットに学んだ将来を嘱望される若手。2024年にヴィエニャフスキとノスコフスキの協奏曲を収めたアルバムでデビューし注目されました。指揮のジグムント・リヒェルトは1947年生まれ。グダンスクとビドゴシチの歌劇場でオペラ指揮者としての活躍しました。収録3篇の物語性の語り口が絶妙な説得力です。
東京エムプラス
品番:AP0611
レーベル:Acte Prealable
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2026年01月17日
《曲目》
グジェゴシュ・フィテルベルク(1879-1953):
1. ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.13 (1902)~ユゼフ・ドムジャウ復元版 (2025/世界初録音)*
2. 交響曲第2番イ長調 Op.20 (1906-14) ~ユゼフ・ドムジャウ復元版 (2025/世界初録音)
3. ポーランド狂詩曲 Op.25 (1909)
《演奏》
ヴォイチェフ・ニェジュウカ(ヴァイオリン)*
ジグムント・リヒェルト(指揮)
グダンスク音楽アカデミー交響楽団
《録音》
2025年11月3‐6日、スタニスワフ・モニューシコ・グダンスク音楽アカデミー・コンサートホール
Grzegorz Fitelberg - Harmonies of Revival/Sinfonia Gedania, Zygmunt Rychert
Barcode: 5901741656110