オルガンの響き ~ ルネサンス&初期バロック・イタリアの2台のオルガンのための音楽(モンセラート・トレント、マッテオ・ボンフィリオーリ)
♪関連商品を下記リンクでチェック!
16世紀から18世紀にかけて、イタリアの教会では、ポリコラール(多合唱)レパートリーの発展と確立に並行して、複数のオルガンを用いる音楽が発展しました。本アルバムは、その音楽を現代に蘇らせる好企画です。ボローニャのサン・ペトローニオ大聖堂に現存する2台の歴史的オルガン(1475年製ロレンツォ・ダ・プラート、1596年製バルダッサーレ・マラミーニ)が用いられ、離れて配置された楽器同士が呼応し合うことで生まれる立体的な響きが、当時の音楽空間を鮮やかに再現します。
収録曲は、ジョヴァンニ・バッティスタ・グリッロ、ピエトロ・ラッピらによるカンツォンを中心に、舞曲、トッカータ、リチェルカーダ、さらにアドリアン・ヴィラールトに由来する作品の鍵盤編曲などから構成されています。これらの作品は、必ずしも2台のオルガンのために書かれたものではありませんが、本録音ではそのような編成に基づく再構成が施されています。
演奏は、スペインを代表するオルガニストの一人であり、長年にわたり歴史的オルガンの研究と演奏の分野を牽引してきた重鎮、モンセラート・トレント(御年100歳!)と、歴史的奏法に基づく演奏と研究の双方で活躍するイタリアのオルガニスト、マッテオ・ボンフィリオーリ。歴史的様式への深い理解と豊かな音楽性を兼ね備えた二人が、時代と空間を超えた音の対話を描き出します。さらに、グレゴリオ聖歌を素材としたボンフィリオーリ自身による現在作品も収録されています。
東京エムプラス
品番:C01169
レーベル:Da Vinci Classics
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2026年04月30日
《曲目》
1. ジョヴァンニ・バッティスタ・グリッロ(?ー1622):ピアノとフォルテによる8声のカンツォン(2台のオルガンのための)
2. 作者不詳(17世紀):聖体奉挙のためのエコーによるトッカータ(2台のオルガンのための)
3. 作者不詳(16世紀):パヴァーヌ、サルタレッロとコーダ(オルガンのための)
4. ピエトロ・ラッピ(1575ー1630):エコーによる8声のカンツォン第17番 《L'Allé》 (2台のオルガンのための)
5. マッテオ・ボンフィリオーリ(b.1977): アヴェ・マリアによるティエント(オルガンのための)
6. アドリアーノ・バンキエーリ(1568ー1634):Dialogo Acuto & Sopr'acuto(2台のオルガンのための)
7. バスティアーノ・キレーゼ(FL.1608):8声のカンツォン第31番 《エコーの応答》(2台のオルガンのための)
8. 作者不詳(16世紀)(アドリアン・ヴィラールト編):おお, 栄光の聖母(オルガンのための)
9. クラウディオ・ヴェッジョ(1504/1505-1553/1557):第1旋法によるリチェルカーダ(オルガンのための)
10. グリッロ:エコーによる8声のカンツォン(2台のオルガンのための)
《演奏》
モンセラート・トレント(オルガン/tr.1,2,4,6,7,10)
マッテオ・ボンフィリオーリ(オルガン)
《録音》
2025年2月17日ー19日(イタリア)
Echi d'Organo, Music for Two Organs in Renaissance/Torrent, Bonfiglioli
Barcode: 0746160920115