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ダンテはシチリアを訪れてはいませんが、古代地中海文化の坩堝として愛し、神話的に思い描いていました。本盤は13~14世紀のシチリアをめぐる音楽の旅として、アル・カンタラが偉大な詩人の影響に由来する音楽的・詩的示唆を探り、島の肥沃な文化的土壌に根ざした教育と伝統に遡ります。彼らは学術的典拠と口承伝承を対立させずに混ぜ合わせ、写本や中世図像に見られる詩的主題・多声音楽・楽器に注目。過去の文献に拠りつつ、シチリアの人々に受け継がれた奏法でそれらを生かし、逆に今日の伝承曲からは後世の堆積をそぎ落として、ダンテの時代の想像上の上演へと結びつけます。
録音はピアッジョ博物館のホールで、ジュリオ・チェーザレ・リッチのコレクションであるNeumann U47/U48/M49のマイクを使用して行われました。SACDのマスタリングはアナログおよび真空管式の”Signoricci”システムを用いています。
東京エムプラス
品番:SACD226
レーベル:Fone
フォーマット:1枚組 SACDハイブリッド
※通常のCDプレーヤー、SACD対応プレーヤーの両方で再生可能です。
発売日:2025年11月29日
《曲目》
Echo la primavera
Vinni la primavera
Assolo di marranzanu
Tarantellina
Surfarara
Meravigliosamente
Rex glorius
U pisari
Strenci li labri
ほか全20曲
《演奏》
アル・カンタラ、ファビオ・トリコミ(音楽監督)
《録音》
2021年7月(イタリア)
Vinni La Primavera/Al Qantarah, Fabio Tricomi
Barcode: 8012871022656