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アンドリス・ジェニーティスは、彼を抜きにしては21世紀ラトビアの交響的音楽を語れないだろうと言われる作曲家のひとりです。劇的な力と感情の深さ、そういった性質が彼の手がける全ジャンルの音楽に浸透し、“ジェニーティスの”と特徴づけられています。彼はリガでペーテリス・ヴァスクスとペーテリス・プラキディス、ウィーンでクルト・シュヴェルツィクに作曲を学び、ヴィルニュスのオスヴァルダス・バラカウスカスの下で修士号を取得。マグヌス・リンドベリ、ペール・リンドグレーン、ベント・サーアンセンたちのマスタークラスにも参加しています。2002年、ジェニーティスはラトビアで隔年で開催する若い作曲家のための国際ワークショップを組織しました。
《愛はより強く》のタイトルのついた交響曲第1番は、「劇的な力と感情の深さ」という特徴がもっとも明確に示された作品です。2018年1月28日、リエパーヤ交響楽団がグンティス・クズマ(b.1983)の指揮で初演。このアルバムにはその初演のライヴ録音が収録されています。劇的な頂点から眺望する第1番に対して交響曲第2番《暖かい風》は、ゆったりした、諦めともいえる気分で世界を眺めた、対照的な作品です。
《孤独な松の木. 偽造と碑文体の詩》は、「作曲家エミールス・ダールズィンシュ(1875–1910)の不完全に破棄された作品の音楽素材に関する幻想曲」として書かれました。「ダールズィンシュの曲の断片を使う作品」のアイデアはリエパーヤ交響楽団から提案されたといわれます。第1番と第2番という2つの大作にはさまれるブックマークの役割を担っています。こちらはクリスチャン・リンドベリの指揮による録音。
東京エムプラス
品番:SKANI177
レーベル:Skani
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2026年05月31日
《曲目》
アンドリス・ジェニーティス(b.1978):
交響曲第1番《愛はより強く》(2017)
孤独な松の木. 偽造と碑文体の詩(2024)*
交響曲第2番《暖かい風》(2021)
《演奏》
リエパーヤ交響楽団
グンティス・クズマ(指揮)
クリスチャン・リンドベリ(指揮)*
《録音》
第1番:2018年1月28日、グレート・アンバー・コンサート・ホール(リエパーヤ、ラトビア)(初演ライヴ録音)
松の木:2024年9月14日、グレート・アンバー・コンサート・ホール(リエパーヤ、ラトビア)
第2番:2025年1月21日–23日、グレート・アンバー・コンサート・ホール(リエパーヤ、ラトビア)
Dzenītis: Symphonies Nos.1&2/Liepāja Symphony Orchestra, Guntis Kuzma, Christian Lindberg
Barcode: 4751025441496