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このアルバムは、急進的な主観性、実存的な切迫感、そして伝統との妥協のない対話によって形づくられた芸術世界の肖像です。中心にいるのは、ロマン主義とモダニズムのあいだに立ち、時代の潮流に抗って独自の道を歩んだドイツの作曲家ハインツ・ヴィンベック(1946-2019)。本盤はその室内楽が彼の思考の核を示すことを明らかにすると同時に、弟子であるイネス・リュトゲ(1974-)とトビアス・P.M.シュナイト(1963-)の作品を併置することで、師から弟子へと受け継がれた美学の広がりも描き出しています。
ヴィンベックの3作品には、自己の語法の発見、成熟、そして表現の極限が刻まれ、リュトゲとシュナイトの作品は、その影響の先にあるそれぞれの個性を鮮やかに示しています。
レオポルド・モーツァルト四重奏団は、アウクスブルク・フィルハーモニー管弦楽団の楽団員によって2005年に結成。現在は2014年からアウクスブルク・フィルの首席第1ヴァイオリン奏者となった馬江真理子が第1ヴァイオリンを務めています。
東京エムプラス
品番:NEOS12515
レーベル:Neos
フォーマット:2枚組 CD
発売日:2026年06月30日
《曲目》
[CD1]
ハインツ・ヴィンベック(1946-2019):
《Blick in den Strom》― 2つのヴァイオリン、ヴィオラ、2つのチェロのための五重奏曲(1981)
イネス・リュトゲ(1974-):
《Beschriebene Blatter》― 弦楽四重奏のための(2019)
ハインツ・ヴィンベック:
《Poco a poco...》― ピアノと弦楽三重奏のための(1974)
[CD2]
トビアス・P.M.シュナイト(1963-):
《Torso - Fragment - Kommentar》― シューマンとシューベルトの歌曲による、低い女声と弦楽四重奏のための「作曲された解釈」(2023)
ハインツ・ヴィンベック:
《Heiter ... Einsam ... Leise ...》― Helian-Fragmente ― ゲオルク・トラークル《ヘリアン》のスケッチに基づく、低い女声と弦楽四重奏のための(1996)
《演奏》
レオポルト・モーツァルト四重奏団〔馬江真理子(ヴァイオリン)
アレクサンドラ・マニッチ(ヴァイオリン)
クリスティアン・デーリング(ヴィオラ)
ヨハネス・グートフライシュ(チェロ)〕、ズザンネ・グートフライシュ(チェロ)
ルイーゼ・フォン・ガルニエ(メゾソプラノ)
アンドレアス・キルパル(ピアノ)
Winbeck - Lütge - Schneid: Chamber Music/Leopold Mozart Quartet
Barcode: 4260063125157