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25年来の盟友ロビヤールとサボーが暴く、コダーイとラヴェルの「真実」!
25年来の盟友であるヴィルジニー・ロビヤールとペーテル・サボーによる、3作目となる共演アルバム。今回彼らが挑んだのは、ヴァイオリンとチェロという最小限の編成でありながら、オーケストラにも匹敵する表現力と極限の緊張感を強いる2つの傑作です。
第一次世界大戦勃発の年(1914年)に作曲されたコダーイの『二重奏曲』は、大胆な形式の探求とハンガリーを中心とする中央ヨーロッパの民族音楽の伝統が深く結びついた作品。人間の残酷さや絶望を生々しく刻み込んだ第2楽章と、民族の舞踊リズムが生命力を爆発させる両端楽章のコントラストが聴く者を圧倒します。
一方、1920年から1922年にかけて書かれたラヴェルの『ソナタ』は、作曲家自身が「極限までの単純化」「和声の魔力への決別」と語った転換点となる意欲作。ピアノという和声の支えを捨て去り、研ぎ澄まされた2つの旋律が火花を散らすように交錯する、ある種の「音楽的抽象の頂点」とも言える凄まじい音楽です。
ロビヤール自身が語る通り、両曲ともに決して万人受けを狙った心地よい音楽ではなく、音楽の影や粗さ、歪みまでも正面から受け入れた荒々しい美しさを持った作品です。2人の名手が一切の妥協なくぶつけ合う生々しい音の対話にご注目あれ。
ヴィルジニー・ロビヤール(ヴァイオリン)
ロン・ティボー国際コンクール等で入賞を果たし、19歳でニューヨークのリンカーン・センターにデビュー。ベネズエラに10年間滞在しヴァイオリン学校を設立するなど、教育活動にも熱心に取り組む。現在はスイスのローザンヌ高等音楽院でヴァイオリン科教授および弦楽部門の長を務めている。
ペーテル・サボー(チェロ)
1993年よりブダペスト祝祭管弦楽団の首席チェロ奏者を務めるハンガリーの名手。タカーチ・ピアノ・トリオの創設メンバーとしても知られるほか、プレイエルの未発表チェロ協奏曲の草稿を発見・補筆して出版するなど、研究・発掘の分野でも多大な功績を残している。2024年にはハンガリー功労勲章騎士十字章を受章。
東京エムプラス
品番:HRCD2609
レーベル:Hunnia Records
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2026年07月31日
《曲目》
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 ニ短調 Op.7
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ M.73
《演奏》
ヴィルジニー・ロビヤール(ヴァイオリン)
ペーテル・サボー(チェロ)
《録音》
2025年7月2日-4日、バルトーク・ベーラ・ユニテリアン教会(ブダペスト)
Kodály: Duo for Violin & Cello, Ravel: Sonata for Violin & Cello/Virginie Robilliard, Péter Szabó
Barcode: 5999883046364