アントニオ&エルナンド・デ・カベソン:牛の番をしておくれ ~ グローサ、ディフェレンシアとディミニューション(ラモローザ・カッチャ、ファビオ・アントニオ・ファルコーネ)
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ルネサンスの名曲が、声楽と鍵盤の鮮やかな対話で蘇る!
カベソン父子の華麗なる変奏と装飾技法に光を当てた画期的アルバム。
ファビオ・アントニオ・ファルコーネと、彼が率いるアンサンブル「ラモローザ・カッチャ」による、16世紀スペインの巨匠アントニオ・デ・カベソンとその息子エルナンドの音楽を新たな視点で捉え直した画期的なプログラム。
カベソン父子の鍵盤作品を単独で演奏するのではなく、元となった声楽作品や器楽のモデルと対話させるクリエイティヴなアプローチを採用。作者不詳の有名な「牛の番をしておくれ(Guardame las vacas)」をはじめ、ローレやラッソといったルネサンス期の「ヒット曲」を声楽や器楽で提示しつつ、そこに新たに即興で加えられたディミニューションや、カベソン自身による精緻な装飾(グローサ)が絡み合います。記譜された音楽と即興演奏の間に生じるテンションを巧みに操り、作曲と装飾が交錯するスリリングな体験を生み出しています。
また、録音面でもユニークな試みがなされています。リスナーがチェンバロの目の前に座っているかのような音響空間を作るため、チェンバロを前面に、他のアンサンブルを後方に配置。これにより、オリジナル曲のテクスチュアを背景に浮かび上がらせながら、カベソンによる音楽的な「刺繍(ディミニューション)」の極彩色をくっきりと堪能できる仕上がりとなっています。
東京エムプラス
品番:GL007
レーベル:Glaux Records
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2026年11月10日
《曲目》
作者不詳:
1. Guardame las vacas
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566)
チプリアーノ・デ・ローレ(1516-1565):
2. カンシオン・グローサダ Anchor che col partire
A.デ・カベソン:
3. La pavana italiana に基づくディスカンテ
A.デ・カベソン
トワノ・アルボ(1520-1595):
4. La pavana italiana
Belle qui tiens ma vie に基づくディフェレンシア
A.デ・カベソン:
5. ロマンス Para quién crié yo cabellos
6. La dama le demanda に基づくディフェレンシア
エルナンド・デ・カベソン(1541-1602)
トマス・クレキヨン(c.1505-1557):
7. カンシオン・グローサダ Pour ung plaisir
A.デ・カベソン:
8. パヴァーナ・グローサダ
ニコラ・ゴンベール(c.1495-c.1560):
9. Dezilde al cavallero
H.デ・カベソン
クレキヨン:
10. カンシオン・グローサダ Pis ne me peult venir
A.デ・カベソン:
11. El canto llano del caballero に基づくディフェレンシア
12. La gallarda milanesa に基づくディフェレンシア
H.デ・カベソン
ピエール・サンドラン(c.1561没):
13. カンシオン・グローサダ Doulce memoire
A.デ・カベソン:
14. Las vacas に基づくディフェレンシア
オルランド・ディ・ラッソ(c.1532-1594):
15. Susanne un jour
H.デ・カベソン
ラッソ:
16. カンシオン・グローサダ Susane un jour
A.デ・カベソン
ヤコブス・クレメンス・ノン・パパ(c.1510-1556):
17. カンシオン・グローサダ Je prens en gré
《演奏》
ラモローザ・カッチャ〔フランチェスカ・カッシナーリ(ソプラノ)
マウリシオ・モントゥファル(テノール)
ティメア・ナジ(リコーダー、ミュート・コルネット)
パブロ・ガリード(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕、ファビオ・アントニオ・ファルコーネ(チェンバロ、オルガン、ディレクター)
《録音》
2025年10月19日-22日、サン・シャルル・ボロメ教会(アヴュジー、スイス)
Guardame las vacas/Fabio Antonio Falcone, L'Amorosa Caccia
Barcode: 0724133330383