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クリスティアン・リディル(1943-)の室内楽を貫く中心的な発想は、「音楽的コミュニケーション」にあります。声部はたがいに呼びかけ、ぶつかり合い、重なり合いながら、つねに新たな関係を形づくっていきます。本盤には1977年から2004年にかけての作品が集められており、木管四重奏、管楽三重奏、ヴィオラ独奏から、ピアノを含む大きめの混成アンサンブルまで、多様な編成を通してその発想が追われます。対話、衝突、諧謔、抒情が共存する、80歳を超えた作曲家の豊かな室内楽世界を示す全曲世界初録音です。
1943年ブレスラウ(現ポーランドのヴロツワフ)生まれのリディルは、レーゲンスブルク少年聖歌隊学校で幅広い音楽教育を受け、ミュンヘン音楽演劇大学で作曲を、アウクスブルク大学で音楽学を修めました。のちにフランクフルト・ゲーテ大学で音楽学研究所の教員、大学音楽監督を務め、合唱指揮者としても広く知られる存在です。数多くの賞を受けたその作品は、バイエルン放送交響楽団員やアンサンブル・モデルン、ライプツィヒ交響楽団などによって演奏されてきました。
本盤では、世界有数の現代音楽アンサンブルであるアンサンブル・モデルンが、精密さと生命力をもってこの音楽の対話性を鮮やかに浮かび上がらせています。
東京エムプラス
品番:GEN26980
レーベル:Genuin
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2026年09月10日
《曲目》
クリスティアン・リディル(1943-):
・Kommunikationen(1979)~木管四重奏のための
・七重奏曲《Lachen und Weinen zu jeglicher Stunde》(1980/1985)~フルート、オーボエ、ファゴット、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロのための
・三重奏曲《Tres non semper faciunt collegium musicum》(2001)~フルート、クラリネット、ホルンのための
・Mobile musicale(1977)~オーボエ2、ファゴットのための
・Cadenza senza Concerto(2003/2004)~ヴィオラ独奏のための
・Sextett … ad aspra …(1997)~フルート、ピッコロ、ファゴット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノのための
※全曲世界初録音
《演奏》
アンサンブル・モデルン
《録音》
2025年6月(ドイツ、フランクフルト・アム・マイン)
Christian Ridil - Chamber Music Vol. 3/Ensemble Modern
Barcode: 4260036259803