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イタリアを代表するピアニストの一人であり、メンデルスゾーンとモーツァルトのピアノ曲全集録音や、ペダルピアノの復活で称賛されるプロッセダの初期ベートーヴェン探求第3弾。今作では1796年から1799年にかけて書かれた初期ソナタ4作を収めています。
《悲愴》の劇的な緊張、第4番の雄大な構築、そしてOp.49の親密で簡潔な魅力が並ぶことで、若きベートーヴェンの多面性が鮮やかに浮かび上がります。演奏に用いられたのは1820年製コンラート・グラーフ。透明な低音、雄弁な中音域、きらめく高音が、これらのソナタに新鮮な陰影を与えています。
プロッセダは、フォルテピアノを「真正性のための道具」ではなく「発見のための楽器」として用い、即興性、語るような旋律、鮮やかなコントラストを生き生きと引き出しています。タッチへの俊敏な反応、鮮明な音色差、沈黙の意味までも際立たせるグラーフの特性によって、ベートーヴェンはより即興的で、実験的で、危うさを恐れない作曲家として立ち現れます。名高い《悲愴》も、ここでは定着した名曲というより、生きた修辞と劇性をもつ音楽として響きます。
東京エムプラス
品番:CC720070
レーベル:Challenge Classics
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2026年08月31日
《曲目》
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
大ソナタ《悲愴》第8番 ハ短調 Op.13
ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op.7
ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 Op.49-1
ピアノ・ソナタ第20番 ト長調 Op.49-2
《演奏》
ロベルト・プロッセダ(フォルテピアノ/コンラート・グラーフ No.429 1820年製)
《録音》
2026年4月14日-16日、イタリア
Beethoven: Sonatas Op. 7, 13 & 49/Roberto Prosseda
Barcode: 0608917200706