アルモニーズ ～ フルートのための新しい音楽の対話（モニカ・モローニ）

イタリア・ペーザロ出身、現在はサンマリノ共和国で音楽大使としても活動するフルート奏者モニカ・モローニのニュー・アルバム『Armonies』（「Harmonies」と「San Marino」、「Morini」をかけ合わせたアナグラム）。
武満徹の演劇的な《ヴォイス（声）》から、ビーフティンクのケルト的な節回し、パニッチャの《海の声はまだ聞こえる》、そしてバス・フルートのために編曲されたショパンの《ノクターン》まで、特殊奏法とカンタービレ（歌うような響き）が共存。モニカ・モローニのために作曲されたヴェントゥーリとチュチューニックの新作が、タリアッティ、ポップ、シルヘダ、リンドクイストの作品と共に並びます。

コンサート・フルート（C管）、アルト、バス・フルートは、記憶と創造の間で物語を紡ぐ媒体となり、音の詩情を守りつつ革新を受け入れる対話へと、好奇心旺盛なリスナーを誘います。

東京エムプラス

品番：C01102
レーベル：Da Vinci Classics
フォーマット：1枚組 CD
発売日：2025年12月26日

《曲目》

1. ヘルマン・ビーフティンク（1953-）：
ケルティック組曲 第2番（2015) ～ C管フルートのための

2. ロシオ・シルヘダ（1971-）：
メロディア・センティメンターレ（2023) ～ バス・フルートのための 

3. 武満徹（1930-1996）：
ヴォイス（声）（1971) ～ C管フルートのための 

4. ジュゼッペ・マリオ・フィノッキアーロ（1970-）：
アニメ（魂）（2024) ～ アルト・フルートのための（世界初録音） 

5. レンツォ・パニッチャ（1955-）：
ソーデ・アンコーラ・イル・マーレ（海の声はまだ聞こえる）（1992) ～ C管フルートとアルト・フルートのための（世界初録音） 

6. フレデリック・ショパン（1810-1849) (エルジュビエタ・ポドラク編曲)：
夜想曲 変ホ長調 Op.9-2 ～ バス・フルートのための（2024年編曲) 

7. ダニエーレ・ヴェントゥーリ（1971-）：
モン（2024) ～ C管フルートのための（世界初録音） 

8. ヴィルヘルム・ポップ（1828-1903）：
ロシアのジプシーの歌 Op.462-2（1896) ～ C管フルート版 

9. カティア・チュチューニック（1967-）：
ア・フレンド・イン・ジ・イースト（東方の友）（2025） ～ C管フルートのための（世界初録音） 

10. ガブリオ・タリエッティ（1955-）：
電気トンボの歌（1988） ～ C管フルートのための 

11. エレン・リンドクイスト（1970-）：
ナコダ（2002） ～ アルト・フルートのための

《演奏》
モニカ・モローニ（フルート）

《録音》
2025年1月、イタリア

(H)Armonies: New Music Dialogues for Flute/Monica Moroni

Barcode: 0746160919447