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「現代最高峰のガンバ奏者」キャロライン・ニコラスが贈る、待望のソロ・デビュー・アルバム!
マレ、ド・マシ、サント=コロンブ、A.フォルクレ、フランス・バロック黄金期の傑作群を、テオルボとの親密な対話で紡ぐ。
17世紀後半から18世紀初頭のフランスは、バス・ヴィオル(ヴィオール)の歴史においてもっとも豊穣な時代であり、比類なき名曲が数多く生まれました。本作は、このフランス・バロック黄金期のヴィオラ・ダ・ガンバ・レパートリーに焦点を当てた、キャロライン・ニコラスの記念すべきソロ・デビュー・アルバムです。
自己主張の強いイタリアの伝統とは対照的に、フランスのヴィオル音楽は親密さ、ニュアンス、そして抑制の効いた表現を重んじます。ニコラスはこの美学を最大限に引き出すため、本作ではあえて厚みのある通奏低音アンサンブルを避け、夫でもあるテオルボ奏者ケヴィン・ペインのみを伴奏に迎えています。テオルボの補完的な音色は、まるで親密な対話のような繊細なアンサンブルを生み出しています。
プログラムの中核を成すのは、このジャンルを確立した巨匠マラン・マレの傑作群です。そこに、教育者としても知られるド・マシの「プレリュード」、マレの師匠であるサント=コロンブの入り組んだ「シャコンヌ」、そしてマレとは対照的に荒々しく情熱的な作風で異彩を放つアントワーヌ・フォルクレの「組曲第1番」が対置されています。各作曲家の個性が浮き彫りになるプログラム構成です。
キャロライン・ニコラス
中世から21世紀に至る幅広いレパートリーで活躍する、気鋭のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者・チェロ奏者。「今日活動している最も優れたガンバ奏者の一人」と称賛され、豊かな感情表現と歴史的アプローチに裏打ちされた解釈を併せ持つ音楽家として高く評価されています。
古楽への造詣を深めるため、ジュリアード音楽院ではフィービー・カライに、バーゼル・スコラ・カントルムではクリストフ・コワンおよびパオロ・パンドルフォに師事。これまでにイングリッシュ・コンサート、バーゼル室内管弦楽団、フィルハーモニア・バロック管弦楽団といった主要な古楽アンサンブルと共演を重ね、ジョルディ・サヴァールやウィリアム・クリスティ、クリスティアン・ベザイデンホウトなど、古楽界の巨匠たちとも多数のコラボレーションを行ってきました。現在はニューヨークを拠点に活動し、「アルス・ポエティカ」の芸術監督を務めています。ジュリアード音楽院の歴史的演奏コンチェルト・コンクールで優勝し、アリス・タリー・ホールでソロ・デビューを果たした経歴を持つ彼女にとって、本作が記念すべき初のソロ・アルバムとなります。
東京エムプラス
品番:AV2861
レーベル:Avie
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2026年06月20日
《曲目》
マラン・マレ(1656-1728):
『ヴィオル曲集第3巻』 組曲第7番 ト長調より〔プレリュード (92)、アルマンド&ドゥーブル (94 & 95)、荘重なサラバンド (99)、ミュゼット (105)〕*
『ヴィオル曲集第4巻』「異国趣味の組曲」より 戯れ (87)*
ド・マシ(fl. 1655-1700):
『ヴィオル曲集』 組曲第1番 ニ短調より プレリュード
マラン・マレ:
『ヴィオル曲集第3巻』 組曲第4番 ニ長調より 嘆き (55) *
『ヴィオル曲集第3巻』 組曲第1番 イ短調より 〔プレリュード (11)、ファンタジー (1)、アルマンド (2)、クーラント (3)、メヌエット&別のメヌエット (8 & 9)〕*
サント=コロンブ(c.1640-c.1700):
シャコンヌ ニ短調 (Tournus 49)
アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745):
『通奏低音を伴うヴィオル曲集』より 組曲第1番 ニ短調(全6曲)*
マラン・マレ(1656-1728):
『ヴィオル曲集第2巻』 組曲第3番 ニ長調より 人間の声 (63)*
《演奏》
キャロライン・ニコラス(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ケヴィン・ペイン(テオルボ/1-5, 7-12, 14-20)
《録音》
2025年10月1日、タイニー・パンサー・レコーディング(アメリカ)
Pièces en solitude - Antoine Forqueray; Le Sieur de Machy; Marin Marais; Sainte-Colombe/Caroline Nicolas, Kevin Payne
Barcode: 822252286120