アメリカの作曲家ジョエル・パケットは創作する過程においてコラボレーションを大切にしています。このアルバムに収められた3曲もそうです。最新作である《トランペット協奏曲》は、著名なジャズ・トランペット奏者ショーン・ジョーンズのために作られました。この作品はコープランドがベニー・グッドマンのために作曲した《クラリネット協奏曲》のオマージュにもなっています。この作品では、ショーン・ジョーンズのまばゆいばかりの高音域と、彼独自のアーティキュレーションや抑揚が余すところなく披露されています。

管弦楽歌曲作品《THERE WAS A CHILD WENT FORTH》は、2023年にアメリカ合衆国大統領直属海兵隊音楽隊の225周年を記念した祝賀曲で、グラミー賞受賞のテノール歌手ニコラス・パーンのために作曲されました。アルバムのタイトル曲にもなっている《ショート・ストーリーズ》は、2013年に作曲されて以来広く演奏されています。ロンドン交響楽団の首席奏者による弦楽四重奏団とロンドン交響楽団によって演奏されています。

東京エムプラス

品番：AV2751
レーベル：Avie
フォーマット：1枚組 CD
発売日：2025年08月30日

《曲目》

ジョエル・パケット（b.1977）：

THERE WAS A CHILD WENT FORTH（テノールと室内オーケストラのための）（2023）
トランペット協奏曲（2024）
ショート・ストーリーズ（弦楽四重奏とオーケストラのための合奏協奏曲）（2013）

《演奏》
ニコラス・パーン（テノール）
ショーン・ジョーンズ（トランペット）
ジョゼフ・ヤング（指揮）
ロンドン交響楽団

《録音》
2024年6月4日－5日

Joel Puckett: Short Stories in London/Nicholas Phan, Sean Jones, V.A.

Barcode: 822252275124