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APRの「フレンチ・ピアノ・スクール」シリーズからアルフレッド・コルトーのパリ録音が復刻!
これまで復刻の機会が比較的少なかった、1942~43年収録のショパン作品集!
約150年間にわたりパリ音楽院での教えを中心として独特なピアニズムを育んできたフランス。その全盛期となる20世紀の最初の50年間にレコーディングされた貴重な録音の数々を掘り下げているAPRレーベルの「フレンチ・ピアノ・スクール」シリーズから、アルフレッド・コルトーの音源が復刻。
コルトーのレコーディングは初期にはアメリカで、その後は多くがイギリスで行われましたが、第二次世界大戦中は住んでいたパリでもレコーディングを行っており、この2枚組のディスクには1942~43年にパリで収録されたショパンの作品集が復刻されています。これらの作品の多くは先年の録音の方がより復刻の機会に恵まれており、このパリでの録音はこれまで比較的顧みられてきませんでしたが、こちらもコルトーの真骨頂である詩情を十分に味わうことのできる聴き逃がせない演奏です。
またCD 1の最後には1931年にロンドンで録音された「ピアノ・ソナタ第3番」も追加で収録。同曲はより評価されている1933年の再録音が繰り返し復刻されていますが、こちらの録音も決して劣るものではなく注目に値する演奏といえるでしょう。 なお、練習曲は作品番号順ではなくコルトーが実際に演奏した順番に収録されています。コルトーはこの作品で曲間を極めて短く弾く傾向があり、効率化のためにこのような順序で演奏したと考えられ、出来上がった録音を作品番号順に並べると曲の繋がりに不自然な部分が生じてしまうため、この順番で収録されました。
【練習曲 収録順】 Op.10:第1番、第4番、第3番、第5番、第2番、第7番、第8番、第9番、第11番、第6番、第12番、第10番 Op.25:第1番、第12番、第2番、第10番、第3番、第4番、第8番、第6番、第5番、第7番、第9番、第11番
東京エムプラス
品番:APR6046
レーベル:APR
フォーマット:2枚組 CD
発売日:2025年07月01日
《曲目》
ショパン:
【CD 1】
・12の練習曲 Op.10
※録音:1942年11月2日、アルベール・スタジオ(パリ)
・12の練習曲 Op.25
※録音:1942年11月4日、アルベール・スタジオ(パリ)
・ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
※録音:1931年5月12日、クイーンズ・ホール 小ホール(ロンドン)
【CD 2】
・24の前奏曲 Op.28
※録音:1942年12月2日(第21番、第23番、第24番)&1943年2月25日、アルベール・スタジオ(パリ)
・14のワルツ
※録音:1943年5月24日&7月7日、アルベール・スタジオ(パリ)
《演奏》
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
《録音》
1931年~1943年
The complete French recordings 1942-1943/Alfred Cortot
Barcode: 5024709160464