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ハープシコードの名手フィリップ・グリヴァールによるA.スカルラッティ探求シリーズ第2弾!
エマニュエル・ド・ネグリを迎え、世界初録音4曲を含む室内カンタータ集!
ヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベル「Audax Records」の中心アーティストであり、アンサンブル・ディドロのメンバーやプラムゾーラーの伴奏としても多くのアルバムに参加してきたフランスの名ハープシコード奏者フィリップ・グリヴァール。
生涯に800曲以上もの室内カンタータを残した「イタリア・バロックの巨匠」アレッサンドロ・スカルラッティの知られざる室内カンタータに焦点を当てたシリーズの第2弾では、フランス・バロックを中心に古楽界で高く評価されるソプラノ歌手、エマニュエル・ド・ネグリをソリストに迎えています。
スカルラッティにとって室内カンタータは、大規模なオペラ制作に向けた「音楽的実験室」としての側面を持っていました。本作の白眉は、歴史上の暴君を題材にした《暴君ネロ》。ソプラノと通奏低音のみという最小限の編成でありながら、皇帝の狂気や権力への執着をオペラさながらの激しい筆致で描き出しており、当時の貴族たちのサロンがいかにスリリングな音楽体験の場であったかを物語っています。
全5曲中4曲が世界初録音。第1弾で見せた様式美を継承しつつ、本作ではより「キャラクターの劇的な表出」に焦点が当てられており、ド・ネグリの変幻自在な歌唱が、スカルラッティが仕掛けた複雑な感情の機微を鮮烈に浮き彫りにします。ミートケ・モデルのハープシコードが放つ高貴な響きとともに、17世紀イタリア音楽の神髄に触れることのできる意欲作です。
東京エムプラス
品番:ADX11217
レーベル:Audax
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2026年06月20日
《曲目》
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):
カンタータ 《愛しい夜よ》 H 479 *
カンタータ 《凍てつく寒さに》 H 582 *
カンタータ 《暴君ネロ》 H 343
カンタータ 《残酷な隔たり》 H 395 *
カンタータ 《それを経験した魂たちよ》 H 35 *
*=世界初録音
《演奏》
エマニュエル・ド・ネグリ(ソプラノ)
フィリップ・グリヴァール(ハープシコード/ブルース・ケネディ1985年製作、ミヒャエル・ミートケ1702/1704年製モデル)
《録音》
2025年6月16日-19日、アルドロ城エリザベス朝劇場(フランス)
Alessandro Scarlatti: Cantate da camera Vol. 2/Emmanuelle De Negri, Philippe Grisvard
Barcode: 3760341112172