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フィンランドの鍵盤楽器奏者、アンナ・クヴァヤ(b.1979)のAlbaレーベルの第4作アルバム。最初のソロアルバム『河に住む』(ABCD386)は、「すばらしいデビューアルバム…説得力のあるシューベルト」(BBC Music Magazine)と評され、クラリネットとのデュオによる『ソワレシュテュッケ』(ABCD512)と、ヨーク・ボウエンとレベッカ・クラークの「ヴィオラ・ソナタ」(ABCD531)も暖かく歓迎されました。
新しいアルバム『春の精』は、北欧の音楽語法とヨーロッパ伝統の語法をむすび、ピリオド楽器で演奏するというコンセプトで作られました。
劇性を秘め、ひたすら美しい、モーツァルトの《ヴァイオリン・ソナタ ト長調》。「スウェーデンのモーツァルト」と呼ばれるクラウスの高度な技術と幻想的な気分をあわせもつ《ヴァイオリン・ソナタ ニ長調》。古典時代のこの2曲は、アントン・ヴァルターが製作したフォルテピアノのレプリカで演奏されます。
ロマンティックなレパートリーから、ファニー・ヘンゼルが17歳の時に書いた抒情的な《アダージョ ホ長調》。メンデルスゾーンの歌曲とピアノ曲をクヴァヤとオーストレムがふたりで編曲した3曲。メンデルスゾーンに学び、彼を送るコンサートも指揮したニルス・W.ゲーゼの《ヴァイオリン・ソナタ ニ短調》は、シューマンに献呈されたドラマティックな作品。これらの曲は、1862年のエラール製のフォルテピアノによる演奏です。
ヴァイオリンのアンネマリー・オーストレムは、室内楽演奏の経験を積み、ヴェゲリウス・ストリングズの芸術監督を務めています。『北欧のヴァイオリン音楽』(ABCD347)、『フィンランド・ヴァイオリン音楽』(ABCD410)、KAAÅS三重奏団(カーオス三重奏団)として録音したハッリ・ヴェッスマンの室内楽作品集(ABCD511)が、Albaレーベルからリリースされています。
東京エムプラス
品番:ABCD603
レーベル:Alba
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2026年11月20日
《曲目》
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756–1791):
ヴァイオリン・ソナタ第35番 ト長調 K.379/373a(1781)
ユーセフ・マッティン・クラウス(1756−1792):
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 VB159(1778?)
ファニー・ヘンゼル・メンデルスゾーン(1805–1847):
アダージョ ホ長調 H.72(1823)(ヴァイオリンとピアノのための)
フェリックス・メンデルスゾーン(1809–1847)(アンネマリー・オーストレム、アンナ・クヴァヤ編):
ズライカ(アンダンテ・ソステーヌート) Op.34-4(1834–37)
春の歌(アレグロ・ヴィヴァーチェ) Op.62-6(1834–37)
別れて(ゼーア・ルーイッヒ) Op.9-6(1827–30)
ニルス・W.ゲーゼ(1817–1890):
ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 Op.21(1849)
《演奏》
デュオ・クヴァヤ&オーストレム
〔アンネマリー・オーストレム(ヴァイオリン)
アンナ・クヴァヤ(フォルテピアノ)〕
《録音》
2022年10月17日-19日&2023年5月12日-14日、ニューパヴィリオン(カウニアイネン、フィンランド)
Spirits of Spring/Annemarie Åström, Anna Kuvaja
Barcode: 6429811264243