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ノルウェーの作曲家ヘンリク・ヘルステニウスは、オペラ、室内楽、管弦楽、エレクトロ=アコースティック・ミュージック、劇場や映画の音楽と、幅広い分野にわたり多様なスタイルの作品を作ってきました。
新しいアルバムには、『Botschaft des Ridicolas(こっけいなメッセージ)』(LWC 1217)を作ったスウェーデンのソプラノ歌手エリサベト・ホルメルツも参加。オペラや劇場の作品を手がけながらヘルステニウスが興味をもったという「言葉とわれわれをとりまく世界の音」の関係に焦点をあてた作品が演奏されています。
ジャンヌ・ド・サルツマンの詩をテクストとする4曲をソプラノが歌う、7つの部分からなる《音と言葉のある場》。打楽器奏者ホーコン・モルク・ステーネとアンサンブル「asamisimasa」の「従来の音楽素材と日常環境から取られた音楽外素材の対話」を探るプロジェクト「Music with the Real」のために作られた《話の道具》。この2曲は、エレクトロニクス処理されたサウンドファイルが「共演」する作品です。「コードとサウンド・オブジェクトの余った素材」を使ったピアノ三重奏曲《畳まれていない》は、アンサンブル「チカーダ」のために作曲されました。
東京エムプラス
品番:LWC1244
レーベル:Lawo
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2023年04月28日
《曲目》
ヘンリク・ヘルステニウス(b.1963):
音と言葉のある場(ソプラノ、アンサンブルとエレクトロニクスのための)*
畳まれていない(ピアノ三重奏のための)**
話の道具(アンサンブルとエレクトロニクスのための)***
《演奏》
エリサベト・ホルメルツ(ソプラノ)*
チカーダ* **
asamisimasa(アンサンブル)***
《録音》
2017年-2021年
Hellestenius: Places of Sounds and Words/Elisabeth Holmertz
Barcode: 7090020182667