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ヘンデルのオーケストラを支えた名フルーティスト、ヴァイデマン。ロンドンの音楽愛好家たちを魅了した、知られざるギャラント様式の傑作ソナタ集!
ベルギーの高品質古楽レーベル「Passacaille」のエグゼクティヴ・プロデューサーとして数々の名盤を世に送り出してきたバロック・フルートの名手ヤン・デ・ヴィンネの新録音。自ら製作したクヴァンツ・モデルのフルートを手に、音楽史の影に隠れた知られざる作曲家チャールズ(カール・フリードリヒ)・ヴァイデマンの作品に光を当てる好企画です。
ドイツに生まれたヴァイデマンは、1720年代にロンドンへ渡り、ヘンデルのオペラ・オーケストラの主要なフルート奏者として活躍しました。当時のロンドンでは、裕福な階層の間でフルートが教養と洗練の象徴として大流行しており、彼は瞬く間に貴族たちにもっとも求められる指導者の一人となりました。後に彼はイギリス宮廷の公式な音楽家にまで登り詰めています。
本アルバムに収録されたのは、彼のキャリアが花開きつつあった1737年頃に出版された『12のフルート・ソナタ集』からの抜粋。その作風は明快なギャラント様式に属しており、単なる装飾にとどまらない、目的を持った歌謡的なメロディを特徴としています。同い年であるフランスのルクレールに通じる洗練された憂鬱さや、時にはラモーを思わせる演劇的なスケール感も併せ持ち、彼がロンドンの多様な音楽環境の中で独自の様式を確立していたことが窺えます。
東京エムプラス
品番:PAS1170
レーベル:Passacaille
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2026年05月31日
《曲目》
チャールズ・ヴァイデマン(c.1700-1782):
『12のフルート・ソナタ集』Op.1 より
フルート・ソナタ ト長調 Op.1-4
フルート・ソナタ ニ長調 Op.1-1
フルート・ソナタ イ短調 Op.1-10
フルート・ソナタ ハ短調 Op.1-3
フルート・ソナタ ニ長調 Op.1-11
フルート・ソナタ ト長調 Op.1-12
フルート・ソナタ ホ短調 Op.1-2
フルート・ソナタ ト長調 Op.1-7
フルート・ソナタ ニ長調 Op.1-5
《演奏》
ヤン・デ・ヴィンネ(バロック・フルート)
イラ・ギヴォル(チェロ)
スタニスラフ・グレス(ハープシコード、ポジティフ・オルガン)
《録音》
2024年1月21日-24日、AMUZ(ベルギー、アントワープ)
使用楽器
Baroque Flute: after JJ Quantz (1740), copy by Jan De Winne (2022)
Cello: by Pieter Rombouts (1720)
Harpsichord: after Grabner, Dresden (1740), copy by Denzil Wraight (2023)
Positive Organ: by Etienne Debaisieux (2012)
Charles Weidemann: Flute Sonatas/Jan De Winne, Ira Givol, Stanislav Gres
Barcode: 5425004841704