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セーゲルスタム、デンマークの指揮台で。 オーフス交響楽団とのスタジオ録音集が登場!
『音楽は、単に音が鳴るということではない。音楽とは、音が鳴る“なぜ”であり、音が鳴る“いつ”である。』
この言葉は伝説的なフィンランドの指揮者であり、型破りな作曲家でもあった奇才レイフ・セーゲルスタム(1944-2024)によるものであり、彼の音楽哲学と音楽の意味についての独自アプローチを巧みに、そしてセーゲルスタム流の謎めいた表現で簡潔に要約したものです。セーゲルスタムの独特の哲学は彼と共演、仕事を共にする機会に恵まれた人々を魅了し、またセーゲルスタムがオーフス交響楽団の首席客演指揮者(2018-21年)として、後に名誉指揮者(2021-22年)として活動した際、自信、そして周囲のあらゆる面に影響を与えました。
2024年10月9日に逝去したセーゲルスタムが晩年となる2019年から21年にかけて収録したオーフス交響楽団との演奏にも、その哲学が明確に表れています。オーケストラのメンバーが、セーゲルスタムとのリハーサルで感じた高揚感や情熱を「多くの指揮者が全身に持つ音楽よりも、セーゲルスタムの小指に多くの音楽が宿っている」と表現しており、その存在の大きさを示すとともに、1つの形として結実したこの晩年のスタジオ録音への期待を高めてくれます。
セーゲルスタムの人生の全てであり、その生涯のあらゆる場面に存在していた音楽。 デンマークの素晴らしき音楽仲間たちとの集大成であり、このセーゲルスタムの「音楽」が息づくブルックナー、スメタナ、ランゴー、そしてベートーヴェンにどうぞご注目下さい!
東京エムプラス
品番:DACOCD941944S
レーベル:Danacord
フォーマット:4枚組 CD
発売日:2025年07月31日
《曲目》
【CD1】
ブルックナー:
交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)
【CD2】
ブルックナー:
交響曲第4番変ホ長調《ロマンティック》(第2稿、1878/1880年稿)
【CD3】
スメタナ:
連作交響詩《わが祖国》より
〔第1曲:ヴィシェフラド、第2曲:ヴルタヴァ、第3曲:シャールカ〕
ランゴー:
交響曲第5番《草原の自然(夏の伝説の劇)》(第2版、BVN216)
【CD4】
ベートーヴェン:
交響曲第6番ヘ長調 Op.68《田園》
《演奏》
レイフ・セーゲルスタム(指揮)
オーフス交響楽団
《録音》
Bruckner 7: 2019年1月21日-25日
Bruckner 4: 2019年2月4日-8日
Smetana: 2020年1月20日-24日
Langgaard 5,Beethoven 6: 2021年9月13日-17日
録音場所:シンフォニック・ホール(オーフス、デンマーク)
録音方式:ステレオ(デジタル)
プロデューサー&エンジニア:プレベン・イワン
Segerstam in Aarhus/Leif Segerstam, Aarhus Symphony
Barcode: 4947182120590