ウィ―ン・フィルのコンマスから指揮者へ！
ヴァルター・ヴェラーのラフマニノフ

ヴァイオリニストとしてキャリアをスタートし、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター、そしてヴェラー弦楽四重奏団としても活躍したヴァルター・ヴェラー。後年はヨーゼフ・クリップスに師事して指揮者に転向し主にイギリスで指揮活動を行いました。ロイヤル・リヴァプール・フィルや、ロイヤル・フィルなどで活躍したヴェラーですが、スイスのバーゼル交響楽団を率いてのラフマニノフでは、長年在籍していたウィーン・フィルのような柔らかい音色を引き出し、奇を衒うことのない端正な作りでバランスの良い演奏を繰り広げています。派手さはないもののその真面目な音作りはクリップス譲りといえるでしょう。
東京エムプラス

品番：232192
レーベル：Ars Musici
フォーマット：1枚組 CD
発売日：2021年05月22日

《曲目》
ラフマニノフ：
幻想曲《岩》Op.7(1893)
交響曲第1番ニ短調 Op.13(1895)

《演奏》
ヴァルター・ヴェラー(指揮)
バーゼル交響楽団

《録音》
1993年5月＆1994年(スイス)

Rachmaninoff: Symphony No.1
Basler Sinfonie Orchester, Walter Weller

Barcode: 885150321928