Jazzline / Leopard

Jazzline
1980年代後半、ケルンの郊外フレッヒェンで設立。ファウンダーはDELTA CEO Philippe Sautotで、当初はドイツのローカル・ジャズ・シーンで作品を制作していたが、その後、国際的に活躍するアーティストを手がけるようになった。
2010年頃、レーベル設立当初から右腕的な存在でありつつ、一時DELTAから離れていたJoachim Becker(ヨアヒム・ベッカー)がプロデューサーとして本格就任して、急速に拡大し、活発化。ベッカーが長年に渡って関係を築いてきた世界的なアーティスト、及び、新進気鋭のアーティストの新録作品をリリース。スティーヴ・ガッドや、ランディ・ブレッカー、メイシオ・パーカーらと、その界隈のアーティスト、またWDR ビッグバンドとの諸作品や、アンドレア・モティスをはじめ、才能あふれる若手を迎えた作品はどれもハイクォリティだ。
加えて、WDRおよび、NDRに残された数多くの歴史的な音源の作品化も手がけている。これらは、アメリカからドイツ（およびヨーロッパ）にツアーに来たアーティストたちの非常に貴重な記録である。レーベルは、純粋なジャズ作品に特化したものを基本としている。

Leopard
2017年、Joachim Becker(ヨアヒム・ベッカー)が立ち上げたJazzlineの姉妹レーベル。ファンクや、ソウル、フュージョンを含め、Jazzlineと比較して、よりコンテンポラリーなジャズ・サウンドの作品拠点としている。そのラインナップはJazzlineとともに注目だ。

Joachim Becker(ヨアヒム・ベッカー)
1958年生まれ、現代ジャズ界、屈指のクリエイター。
Lip Stick Records, ESC Recordsといった90年代に名を馳せたレーベルを立ち上げるとともに、Intuition / Shott Musi, BHM Production, WDR Cologne, Delta Musicでフリーランスのプロデューサーとして活躍。また、超一流アーティストと関係を築き、アーティスティック・ダイレクターとして数々の作品を手がけてきた。マイケル＆ランディ・ブレッカー、ジョー・ザヴィヌル、スティーヴ・ガッドらをはじめ、アブドゥーラ・イブラヒム、トリロク・グルトゥといったワールド（ジャズ）・ミュージックの分野にも及ぶ。プロデューサーとしてグラミー賞も2度受賞している。
2007-Brecker Brothers & WDR Big Band / SOME SKUNK FUNK  
2009 - Joe Zawinul & The Zawinul Syndicate “75th“ / 75“ 

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