ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ピーター・フィリップスの聖歌を歌う。
エリザベス朝～ジャコビアン時代において、ウィリアム・バードに次ぐ多くの作品を発表したイギリスの作曲家ピーター・フィリップス（1560/61-1628）。フィリップスは少年時代にはセント・ポール大聖堂少年聖歌隊に所属するなどエリート・コースを歩みながらも、ローマ・カトリックへの信仰を貫くためにローマ経由でアントウェルペンへ移り住み、アルベール大公に仕えブリュッセルで没するという波乱の生涯を送っている。1612年に作曲され69曲の聖歌を収めた5声の「聖歌集」は、聖母マリアに献呈され反宗教改革的姿勢を打ち出したピーター・フィリップスの傑作である。英国屈指の名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団と名匠リチャード・マーロウが、同世代のバードとは異なる道を歩んだ大作曲家の「聖歌」を崇高に響かせます――。
東京エムプラス

品番：CHAN0770
レーベル：Chaconne
フォーマット：1枚組 CD
発売日：2010年05月29日

《曲目》
フィリップス：年間の主だった祝祭と聖人共通典礼のための聖歌集（1612）より
聖歌集第1巻／聖歌集第2巻
《演奏》
リチャード・マーロウ（指揮）
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団

Peter Philips: Cantiones Sacrae 1612

Barcode: 095115077023